「観るだけ美術部」部長のブログ

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[建築物]★大江橋橋梁(大阪市)

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大江橋橋梁。淀屋橋と並んで、景観が特に重視された。昭和10年(1935年)建築)

大江橋橋梁(大阪市
 中之島の北側に流れる堂島川に架かるのが、大江橋橋梁です。昭和10年(1935年)の建築で、設計は大谷瀧雄(基本意匠設計)、大阪市武田五一(実施設計)、元良勲(意匠)。施工は大林組です。橋桁の長さは81.5m、有効幅員37.0m。淀屋橋よりも長く、淀屋橋と同時に施工された意匠の橋梁です。「大江橋淀屋橋」として、2橋合わせて重要文化財の指定を受けています。構造形式は、大江橋淀屋橋共に上路充腹式、鉄骨鉄筋コンクリート造りで、大江橋は4径間アーチ橋、淀屋橋は3径間アーチ橋、共に瀟洒な欄干が付いています。主桁構造は鋲結Ⅰ型鋼、床部構想は鉄筋コンクリートで、基礎は木杭基礎。高欄の構造は花崗岩貼りで、格子は青銅鋳物。上部に阪神高速1号線が横切っていますが、張り出したベランダと、レトロな外燈もあって、雰囲気はよいです。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

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