「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[油彩画]★武井政之 油彩画展

★武井政之 油彩画展

 札幌三越、2022年1月25日(火)-1月31日(月)

(WEBサイト→)

www.mitsukoshi.mistore.jp

 武井政之さんは、1946年長野県生まれ。武蔵野美術大学で建築デザイン、デッサンを学ばれています。1993年大阪三井アーバンホテルベイタワーホテルスイートルーム全室作品納入、1995年外務省南米局長応接室作品納入。1999年駐ポーランド日本大使館全室作品納入などでも知られています。本展では、花々の一瞬の美に響きあう息吹と生命を描き上げた作品をお楽しみください。

[磁器展]★近代 柿右衛門・今右衛門展

★近代 柿右衛門・今右衛門展

 大丸札幌店、2022年1月19日(水)ー1月25日(火)

(WEBサイト→)

www.daimaru.co.jp

 

 優美で格調の高い作品を生み出す酒井田柿右衛門。緻密な文様と気品あふれる色調が特徴の今泉今右衛門。江戸時代盛んにヨーロッパへ輸出された歴史を持ち、伝統の形象の中にも匠の技と創意が光る近代の柿右衛門、今右衛門の逸品を展示いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。

[企画展]★名作選+新収蔵品展

f:id:mirudakeartclub:20220102163233j:plain

(名作選+新収蔵品展)

★名作選+新収蔵品展

 釧路市立美術館、2022年1月4日(火)ー2月6日(日)

(WEBサイト→)

k-bijutsukan.net

 釧路市立美術館は、釧路市が買い上げた地元作家の作品と共に、多くの市民の皆さまからご寄贈いただいた作品を収蔵しております。これに加え、釧路地域で重要な作品や既存コレクションと関連する情報を調査・収集し、現在およそ382点のコレクションとなっております。

 本展では、お披露目をしていない新収蔵作品を、既存の名品と合わせて展示いたします。釧路出身の日本画家・尾山幟さんの卒業制作や、日展入選作品、米坂ヒデノリさんの彫刻、小野寺玄さんの陶芸など、幅広いジャンルの作品およそ50点をご紹介いたします。他所ではなかなかお目にかかることのできない、釧路の地域ならではの作品をお楽しみください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館さま(HP)よりお借りしました。

[レトロ宿]★札幌グランドホテル(札幌市)

f:id:mirudakeartclub:20200429153800p:plain

(札幌グランドホテルの外観)

★札幌グランドホテル(札幌市)

(WEBサイト→)

grand1934.com

 その土地らしい宿を探して、自分の定宿にする計画を進めています。今回は札幌市。札幌市の歴史ある宿と言えば「札幌グランドホテル」でしょう。1934年(昭和9年)創業、天皇や皇族も宿泊した由緒あるホテルです。

 少し長いのですが、ホテルの歴史について書かれたページを転載します。「北海道の産業開発や外客誘致がさけばれていた時代。故秩父宮殿下の「札幌に本格的な洋式ホテルをひとつ建てたら」のひと声により、1934年(昭和9年)札幌グランドホテルは北海道初の本格的洋式ホテルとして開業しました。今まで見たこともない豪華なホテルの完成は、開業当日の『北海タイムス』の紙面トップに「外観内容とも堂々」と見出しが載るほど注目を集めました。
 札幌市民20万人の喜びと期待を一身に受けたホテルは、まさに異国そのもの。品の良いシャンデリアや洋風にデザインされたメニュー表、ワイングラス、エレベーターガールの洋装ユニホームなど、さまざまなものにクラシカルでモダンなデザインが施されました。当時としては珍しい英文表記の案内パンフレットやウィンドウディスプレイも、札幌の人々にとってはじめて目にする存在でした。当時から札幌グランドホテルは、札幌の街に最新の文化を発信していくという重要な役割を担っていました。

 開業当時、札幌グランドホテルは全国の政界・財界を代表するゲストの利用が多く「北の迎賓館」と称されていました。そのため、札幌市民にとっては優越感を感じるが敷居が高い存在でした。そこで1935年(昭和10年)にはディナーショーや札幌のホテル初のクリスマスパーティーなど、市民のためのパーティーを実施しはじめました。さらに「鮭のステーキ40銭」「アップルパイ20銭」と当時の市民になじみやすい価格での洋食販売などもはじまり、次第に地元札幌の人々に「親しみのあるホテル」として浸透していきました。
 ご宿泊のお客様もお食事やご宴会のお客様も、どのお客様も札幌グランドホテルにとっては大切なお客様です。ご宿泊においても、1954年(昭和29年)の昭和天皇・皇后両陛下ご来館をはじめ、ウィーン少年合唱団ニューヨーク・ヤンキースの選手たち、ヘレン・ケラー女史、エディンバラ公フィリップ殿下など、誰もが知る国内外のVIPなお客様をおもてなししてまいりました。いつの時代も、一流のホテルとして常にお客様の感動をつくることを私たちは心がけています。」

f:id:mirudakeartclub:20200429153925j:plain

(1階渡り廊下に設置されている「メモリアルライブラリ-」)

 札幌グランドホテルは、北海道初の本格的洋式ホテルとして誕生し、北海道初の政府登録国際観光ホテルとなりました。その歴史には「はじめて」という言葉が数多く登場します。たとえば開業5日目に行われたホテルでの結婚式、家族で愉しむクリスマスパーティー、現在のガーデンダイニング環樂に残る屋上庭園、北海道のスイートコーンを全国に普及させようとシェフたちが創り上げたスープ缶詰、アメリカで採用されていた女性ベルパーソンの起用など、「北海道に、札幌に、新風を吹き込む窓口でありたい」という先人たちの情熱は、昭和から平成へ、そして、令和の時代へと受け継がれています。いまでは全国的に有名になった「ラーメンサラダ」も、その発祥は札幌グランドホテルです。

f:id:mirudakeartclub:20200429154147j:plain

(館内の随所に見られる「八稜星」は、開拓使のシンボル「五稜星」がモチーフ)

 2021年10月に、部長はこちらの札幌グランドホテルに宿泊することができました。ホスピタリティーの高さにも感心しましたし、さりげなく飾られている彫像や絵画にも伝統を感じました。「メモリアルライブラリ-」には、開業当時のメニュー表や、ヘレン・ケラー女子の写真、当時のランプシェードなど調度品などが置かれており、観ていて飽きなかったです。

[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク 岸田劉生の軌跡展」

f:id:mirudakeartclub:20211230170149j:plain

岸田劉生『村娘之図』、笠間日動美術館

★(当館学芸員)「ギャラリートーク 岸田劉生の軌跡展」

 北網圏北見文化センター、2022年1月29日(土)30日(日)14:00

(WEBサイト→)

hokumouken.com

 岸田劉生は1891年、東京銀座に生まれた画家です。2021年は、彼の生誕130周年にあたります。彼はその38年という短い生涯の中で、独自の芸術表現を切り拓きました。

 岸田劉生は17歳のとき、外光派の画家・黒田清輝から本格的に絵画を学びます。20歳になると、文芸同人誌『白樺』を通して出会った、ルノワールゴッホセザンヌ後期印象派の画家たちの作品に強く惹かれました。やがてデューラーら北方ルネサンスに感化され克明な写実描写を追求し、ものや人物に秘められた「内なる美」を深く探求するようになります。その後は一転、歌舞伎や浮世絵、中国の宋元画など「東洋的な美」にのめり込み、墨彩画を制作するなどして自らの芸術にも反映を試みました。

f:id:mirudakeartclub:20211229093207j:plain

岸田劉生の軌跡展)

 一般に洋画家として知られる岸田劉生ですが、若い頃には木版画エッチング(銅版画)、本の装丁など幅広く手掛け、後年では日本画も数多く残しています。本展覧会では、日動美術財団のコレクションから、油彩画や水彩画とそれらをあわせた多彩な作品およそ90点あまりを展示いたします。また、彼の作品にモデルとして何度も登場した愛娘・麗子自身による油彩画も特別に公開いたします。大正時代を駆け抜けた岸田劉生の軌跡を、会場で是非ご覧ください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北網圏北見文化センターさま(HP)よりお借りしました。

[工芸展]★古畑雅規 BOXクレイアート展

★古畑雅規 BOXクレイアート展

 東急さっぽろ店、2022年1月13日(木)ー1月26日(水)

(WEBサイト→)

www.tokyu-dept.co.jp

  古畑雅規さんは、1968年長野県松本市生まれ。1991年名古屋芸術大学美術学部絵画科を卒業。奥行き数センチの額のなかに広がる夢の空間がBOXk憂いアートです。樹脂粘土(クレイ)を使い、一つ一つのパーツをハンドメイドして額縁の中に収めた創造性あふれる3Dアートとも言えそうです。あわせて洋画家としてのファンタジックな油彩画も紹介いたします。

[講演会]★(当館学芸員)「神田日勝の生涯とその作品 作家没後50年を経て」

f:id:mirudakeartclub:20211228214215j:plain

神田日勝『馬』1965年、神田日勝記念美術館)

★(当館学芸員)「神田日勝の生涯とその作品 作家没後50年を経て」

 北海道立旭川美術館、2022年1月22日(土)14:00

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 神田一明・日勝の兄弟は終戦間際の1945年8月、東京市板橋区練馬(現在の練馬区練馬)から一家で河東郡鹿追村(現在の鹿追町)に入植しました。長男の一明は帯広柏葉高校から東京藝術大学に進学し、卒業後は北海道に戻って、北海道教育大学旭川分校(現在の北海道教育大学旭川校)に勤務しながら行動展や全道展などの公募展で活躍。安井賞の受賞候補となるなど、具象性を残した表現主義的な作風で高く評価されてきました。3歳年下で次男の日勝は、中学で美術部に入り、兄に教わりつつ油彩をはじめ、中学を卒業後は家業の農業に従事しながら独立展や全道展などで活躍。32歳の若さで夭逝したものの、独自の魅力をたたえたその作品は、現在もなお根強い人気を保っています。

 本展は、日勝の生前は実現しなかった兄弟二人による展覧会です。道立美術館をはじめ、鹿追町神田日勝記念美術館が所蔵する二人の代表的な作品を中心に、現在でも旭川で活動を続ける一明の主要な作品から近作までを加えて、画家として別々の道を歩んだ兄弟の軌跡と、決して途切れることのなかった絆を描き出します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。