「観るだけ美術部」部長のブログ

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[建築物]★旧北海道船用品株式会社(室蘭市)

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(旧北海道船用品株式式会社。1910年(明治43年)建築の古い建物です)
 
★旧北海道船用品株式会社(室蘭市
 こちらの建物は、室蘭市海岸町にあります。建築年代は、1923年(大正12年)と見られていますが、一部に1910年(明治43年)建築とされる部分があるようです。道路を挟んで、登録有形文化財、準鉄道記念物にも指定されている旧室蘭駅駅舎があります。旧室蘭駅駅舎は1912年(明治45年)の建築ですから、このあたりが北海道経済をけん引していた全盛期を知る建物ということになります。数年前までは営業をしていたのですが、現在ではシャッターは下りたままです(しかし数日前、こちらの会社さんの営業車を見ました。どこかに店舗を移したのかも知れません)。
 社名の通り、船用具を扱う商店であったようです。当時は、空知地方で産出された石炭が蒸気機関車に乗って室蘭駅まで運ばれ、ここから船で国内外に積み出されていましたから、船用品の需要も相当あったのだろうと思われます。建物は木造2階建て。屋根は寄棟造りです。1階部分は店舗、2階部分は事務所に充てられていたようです。1階部分は店舗ですので、大きく開口部があけられています。2階の窓は縦長窓で、笠木や窓枠が付けられて瀟洒な雰囲気。屋根を支える軒下部分には持ち送り(ブラケット)と軒蛇腹が見られます。
 
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(建物の正面につけられた社章が誇らしげですね。外壁は劣化が見られます)
 
 外壁は劣化が進んでいますが、修復を施せば、旧室蘭駅駅舎を中心とした歴史的景観地区を印象付けるランドマークにもなれそうな建物です。現在も残る社章が誇らしげです。(2013年11月、現状を確認)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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