
★高橋 均と、技術展
札幌/HOKUBU記念絵画館、2026年1月15日(木)-2月8日(日)
(WEBサイト→)
技術のない芸術は、いまだに芸術でないことは確かですが、最近の2年間でアートシーンは大きく変わることになりました。とりわけ、視覚的な効果を計画的な計算によって組み立てようとするAIは、映像を一瞬で生み出すことができるようになってしまいました。芸術とはある意味で技術的な関心ですが、単に絵がうまいだけでは人間はAIに追いつけなくなってしまいました。
そのAIに太刀打ちできるものは、コンセプチュアル場部分だという人もいます。しかし、テクニックや、素材を扱う技法からの逸脱は、芸術を単なる概念の影法師にしてしまう危険性を絶えず秘めています。特に絵画として注目する場合には、私たちは将来の発展の前兆としての表現のほかに、確かに絵画を写真化するような技術的な関心を見出しています。

そしてまた、AIの発達により、かえって人間の手の技の表現に希望を掛ける見方が生み出されている気がします。「技術」とは時代遅れになるどころか、絵画の成長に付き従うべきものとして、それに対応する理論や見方が時代の流れの中に位置を占めているように思えます。芸術を芸術たらしめるのはやはり技術なのでしょうか。時代を支配する表現を高橋均の作品を通して考えたいと思います。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、HOKUBU記念絵画館さま(HP)よりお借りしました。
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