（ＪＲ木古内駅を出て、すぐのところにある「急行食堂」）
★急行食堂 （ＪＲ木古内駅前）
こちらの「急行食堂」さんは、ＪＲ木古内駅のすぐ目の前にあります。正式には「駅前飯店 急行」です。いつの日か木古内駅にも急行列車が止まることを願って名付けたそうです。建物の外観もそうなのですが、昭和の香り漂う玄関をくぐると、そこはレトロ感が懐かしく心に染みる空間。昭和テイスト溢れる店内は、幼い頃に家族と共に過ごした近所の食堂を思い出します。
（これが「焼そば 大盛」１，０００円。濃い目の味付けで、ビールに合いそう）
同店名物「名代 焼きそば」（これしかメニューが無い）は、大盛１．０００円と並７００円の二種類があります。お弁当としても販売しており、大盛弁当は１．１００円、並７００円。 ソースや醤油味ともいえないコショウが効いた一度食べたら忘れられない味です。かまぼこや豚肉の他に野菜が盛り沢山入って食べ応え充分。
さて、この急行食堂ですが、実は早ければ平成２４年（２０１２年）年内にも閉店する予定なのだそうです。平成２７年（２０１５年）度を目指して開業予定の新青森－新函館間の新幹線の停車駅になる木古内駅ですが、現在の駅周辺はそれに伴う事業が認可され、急行食堂がある駅前通りは近々整備が行われます。整備は駅に近い所から始まり、一番近い急行食堂が最初に取り壊しになるとか。店主の垣内キミさんは新しくお店を建ててこの味を守ろうとこの話が最初に来た時にそう思ったそうですが、その後色々と考え、自身の身体と高齢を考慮し、閉店の道を選んだそうです。残念です。（２０１２．９．１６．現状を確認）
［追記］取材後、移転し営業を続けられそうだという未確認情報を戴きました。もし可能ならば、ぜひそうなってほしいと願うばかりです。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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