J1リーグの第16節は5月29日(日)ノエビアスタジアム神戸にてヴィッセル神戸と対戦します。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、有馬温泉炭酸せんべいを、いただきます!
有馬温泉は、『日本書紀』にもみられる古くからの温泉で、「摂津国風土記」や「枕草子」にも記述が残る「日本三古湯」のひとつ。室町時代には草津温泉、下呂温泉と共に「三名泉」とされ、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされました。豊臣秀吉にはこよなく愛され、記録が残るだけでも9回、この湯を訪ねているそうです。缶表面に描かれた瓢箪は、豊臣秀吉のトレードマーク。
「炭酸せんべい」は、豊岡市の城崎温泉、宝塚市の宝塚温泉でも銘菓とされるお菓子ですが、有馬温泉が最も有名です。直径10cm程度の円型、比較的薄く1mm程度の厚みで、黄褐色しており、表面には焼き型の文様がデコボコしているのが特徴です。
「炭酸せんべい」に使われる炭酸水のルーツは、有馬温泉「銀泉」で、炭酸を含む炭酸泉。かつては、泉源から発生する炭酸ガスを吸った鳥や虫が死んでいるのを見て「毒水」と言われていましたが、1876年(明治8年)に内務省の調査で飲用、浴用共に良質な天然水と分かったことから、これを活かして砂糖を混ぜサイダーづくりが盛んに行われたそうです。
「炭酸せんべい」は明治時代、この炭酸水を活かしてせんべいを作ったことから生まれました。炭酸水ででんぷん、小麦粉、砂糖を練り、焼き上げたのが始まりだとか。炭酸水を使うことで、ぱりっと歯ごたえのよいせんべいが出来上がるのだそうです。バターなどは使っていない素朴な味ですが、有馬温泉に行ったら食べたいお土産です。ちなみに、賞味期限5秒とも言われる「生炭酸せんべい」もあるそうですよ。
ここまで読んで、お判りでしょうけど、「炭酸せんべい」とは言いますが、食べてもシュワシュワしません。念のため。
さあ、これで「有馬温泉 炭酸せんべい」もしっかり平らげたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! ヴィッセル神戸から、勝利をいただきます! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!
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