「観るだけ美術部」部員の皆さま、あけましておめでとうございます! 2021年はコロナ禍でたいへんなところ、それぞれできる範囲での活発な部活動、ありがとうございます。それではこれより、第124回「観るだけ美術部」部会を始めていきます。きょうも(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めていきます。よろしくお願いします。
(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告
2021年が終わり、2022年が始まって、もう七草も過ぎて、成人の日も迎え、どうして時間はこんなに早く過ぎていってしまうのかな、もっとのんびり時間が過ぎていってほしいのにな、と思うこの頃の「観るだけ美術部」部長です。晴れた空を見上げてゆっくり深呼吸したり、星や月を目で追ったり、路肩に積もる白い雪から季節を感じたり、家族でくだらない話をしたり、じっくり本を読んだり、テレビを見て笑ったり、そんな時間がもっとあったらいいのにな、と思います。
ちょっと長めの文章になりますが、ごめんなさい。きのう、テレビを観ました。小学生のころに大好きだった大河ドラマ『独眼竜政宗』の名シーンが出ていました。そこに登場していた勝新太郎さんや津川雅彦さん。小学生だった自分には、ずいぶん貫禄ある俳優さんだな(ずいぶんお爺さんだな)くらいにしか思っていなかったのですが、テロップを観て愕然としました。『独眼竜政宗』当時、勝新太郎さんは56歳、津川雅彦さんは47歳だというのです(津川さんは、いまの自分より年下!!)。何と、いまの自分と同年代ではないですか。ご存じの通り、勝新太郎さんも、津川雅彦さんも、現在は鬼籍に入られています。ということは、勝新太郎さんの後半生、津川雅彦さんの後半生は、これからの自分の後半生と同じではないか。現在部長は50歳(1月18日で51歳になります)。残りの人生、残されている時間は、そう多くはないはずです。
部長は地方公務員ですが、定年が65歳に引き上げられました。いままで、定年退職したら好きなことをするぞ! なんて周囲に話していたのですが、仮に65歳で定年退職したとして、寿命まであと何年の時間が残されているのでしょう。自分は長生きできそうにないですから、せいぜい7,8年というところでしょうか。そう考えると、残された時間はそう多くはない、と痛感し愕然としてしまいました。
いま部長は、週休2日のうち1日は、翌週に授業する教材準備のために潰れています。まる1日デスクにかじりついて、PCを打ったり、資料書きをしたり、児童に提示する見本を作ったり、発問を考えたり、授業のシミュレーションをしたりしています。そのための残業代は、0円です。残りの週休1日は、家庭の家事手伝いをしたり、買い物をしたり、雑務をこなしたりして、あっという間に終わってしまい、また1週間が始まります。この生活が65歳まで続くのかと思うと、目の前が真っ暗になります。定年退職して、さあこれからというときには、残されている時間はわずか7,8年となっているということです。
最近ほんとうに強く思うのは、自分に残された残りの数十年という時間は、僅かであり、なんと貴重な時間なのだろうということです。その貴重な時間を毎日、仕事とそれにかかわる準備作業に追われて潰してしまうのは、何と愚かなことなのだろうと思うのです。仕事を辞めるわけにはいかないにしても、仕事はそれなりにして、自分の時間を頑張って作り、いまからでも「自分がやりたいと思っていたこと」をやっていこう、と考えるようになりました。
悔しいかな、自分は「やりたいこと」が、ほんとうにたくさんあります。通信制大学(放送大学)で学びを深めたい(2度目の4年制大学の卒業をめざしています)、北海道の山をたくさん登りたい、できれば北海道の1000mを越える一等三角点が埋設されている山54座を完登したい、南極大陸に足を踏み入れたい、四国お遍路の完全踏破をしたい(1番札所から61番札所まで徒歩で歩いてきました)、シルクロード完全踏破したい(ブログで妄想踏破中)、世界や日本の歴史の本(新書)をもっと読みたい、美術展にもたくさん行きたいし、好きなサッカーチームの応援もしたい(アウェイにも行きたい)、東海道や中山道などの旧街道も歩いてみたい、温泉巡りもしたいし、有名観光地や寺社仏閣も観て廻りたい、全国のご当地グルメも味わいたい。残された時間の中で、これをすべてやり切るというのは難しいこととは思うけれど、それにしても、いまの自分には、残されている時間がほんとうに足りないって思うのです。だからこそ、いま残されている時間を大切に使いたい、いまの瞬間を愛おしみたい、と思うのです。
すみません、少し長い文章になってしまいました。新年を迎えて、思ったことです。
(2)(妄想)懇親会、新年会
それではこれより、(妄想)懇親会、新年会を開催します。今回のテーマは「2022年わたしの抱負 今年は、こんなことにトライしたい!(寅年ですからね、ダジャレです)」です。
「観るだけ美術部」部長の今年の抱負は、「時間を大切に、愛おしんで使う」です。前述の通り(長々と書いてすみません)、自分は50歳を越え、残りの時間も少なくなりました。だからこそ、残された時間を大切にしていこうと思うようになりました。仕事をするにしても、遊ぶにしても、家族のために使うにしても、とにかく時間を大事にしていこうと思います。
そのためには、自身が健康であることは大事ですし、家族が仲よく過ごせることもまた大事だと思います。仕事は、2022年は試練の1年になることはわかっていますが、身体を壊すことなく、フルパワーでなく7割、6割くらいで、何とか乗り切るくらいのスタンスでやっていけたらと思っています。
部員の皆さまは、どんな1年にしたいですか。お聞かせくださいませ。2022年も、よろしくお願いします。
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