この日は、まる1日フリータイムでした。日帰りでカラクリ湖に行くツアーに参加した皆さんもいましたが、観るだけ美術部長は、カシュガル市の旧市街地を散策することにしました。旧市街地の散策って、ワクワクしますよね!
まずは、旧市街地を散策しました。日干し煉瓦を使った街並みが均整がとれていて、すごく雰囲気がよかったです。観光地化されていない市民の普通の暮らしも垣間見えたのが、嬉しかったですね。
昨日行った、職人街にもう一度行ってみました。雑多な雰囲気があって、エキゾチックな感じがして、とても楽しかったです。
職人街でくつろぐご老人。お願いして、写真を撮らせていただきました。サマになっていて、すごくかっこいい!
職人街にはお土産屋さんもあるので、観て歩くだけでも楽しいです。掘り出し物もみつけられそう。時間が経つのも忘れて、あちこち歩いて、値段交渉して、楽しかったです。
余談ですが。カシュガルは確かに古い町で、史跡も多く残されているのですが、いっぽうで国境の町でもあり、中国政府としても軍事的にも重要な町でもあります。多額の資金を投入して近代化を図っており、新市街地は日本と変わらない近代的な町になってしまいました。残念ですけど、仕方のないことでしょう。
カシュガルでの滞在中、ウイグル族の民族舞踊を観る機会がありました。民族舞踊は、何ともいえないエキゾチックな踊りでした。民族衣装も素敵でした。やはりこういうのは、その土地に行ってみないと感じられないことですね。
今回の(妄想)シルクロード横断の旅、その第2弾も、そろそろ終わりとなりました。次回は、カシュガル市からウルムチ市まで飛行機で移動し、そこから北京まで行き、日本に帰国の予定となっております。こうして、シルクロードの夜は更けていくのでありました。