「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[部室から]★「観るだけ美術部」部長のブログが、20,000PVを達成しました!

 「観るだけ美術部」部員の皆さま、いつもありがとうございます。さて、皆さまのおかげをもちまして、この「観るだけ美術部」部長のブログが20,000PV(アクセス数)を達成しました。Yahoo!ブログで255,000HITを越えたところで、はてなブログに引っ越しをしましたから、合算すると275,000PVとなります。これもひとえに「観るだけ美術部」部員の皆さまをはじめ、応援してくださっている皆さまのおかげです。ありがとうございます。

 

 数日前、Yahoo!ニュースでその存在を知ってから、こちらの団体、および部長の朝妻久実さんの魅力に惹かれております。その感動を共有してほしくて、記事をひとつ書きました。お時間がおありでしたら、お読みいただけると幸いです

 

(『産経新聞』12月1日)

 「出勤途中の会社員らをチアリーディングで応援する有志団体「全日本女子チア部☆AJO」の「朝チア」が、平成21年の開始から約11年を経て今年11月12日、1000回の節目を迎えた。新型コロナウィルスで通勤風景も変化する中、応援の力で日本を元気にする勇気のバトンをつなごうと、活動は続く。

 11月26日午前8時半ごろ、JR新橋駅前のSL広場(東京都港区)。鮮やかな赤いユニホームにルーズソックス、ポンポンを持ったチアリーダーが突然現れ、パフォーマンスが始まった。「心配やストレスをためる今日この頃だと思います。そんな時こそ、ちょっとだけ口角を上げて、おなかに力を入れて。元気いっぱい、今日を頑張っていきましょう」 出社を急ぐ会社員に呼び掛けているのは、チア部の部長で一般社団法人全日本応援協会代表理事フリーアナウンサー、朝妻久実さん(36)。バトンを4人で組み合わせて「オハヨウ」の文字を作るなど、息の合った動きを満面の笑みと大きなかけ声で披露する。毎週木曜に新橋、新宿、池袋の駅前のいずれかで活動し、横浜市桜木町でも地元のメンバーが毎週金曜に活動する。緊急事態宣言発令中は創部以来初めて応援を休止したが、マスクを着け、距離に気をつけながら活動を再開した。

 1000回続けた活動の中で、さまざまな出会いがあった。チアを見ていた高齢の女性が、終了後に泣きながら朝妻さんの手を握って来て、「娘がガンで闘病中。つらいことばかりだけれど、『私も頑張らなきゃ』と思えた」と言われたこともあったという。朝妻さん自身も、チア活動に救われた経験を持つ。都内私立大に在学中はチアリーディング部に所属。アナウンサーを目指して全国のテレビ局を受けたが落ち続け、卒業後はアルバイトで生計を立てながらアナウンススクールに通った。山陰中央テレビ契約社員として夢をかなえ、契約満了後に上京したが、フリーアナウンサーの仕事はなかなか決まらなかった。「人生のどん底」の心境でいたとき、「新宿駅に早朝、一人でチアをしている人がいる」という話を聞いた。見に行くと、通勤客でごった返す駅前の路上で、一人果敢にチアをする女性がいた。周囲の視線は優しくなかったが、「勇気をもらった。ここで頑張って、人生を変えられるんじゃないか」。その場で活動参加を願い出た。

 約5年間、2人きりで活動を続けた。女性が結婚して引退した後、徐々にメンバーが集まり、今は職業や経歴もさまざまな20~30代の計7人で活動する。朝チアを通じて、朝妻さんにもアナウンサーの仕事が舞い込むようになった。以前はチア未経験だった48歳の女性もいた。「誰でも何かを始めたいと思えば何にでも、いつからでも挑戦できる」。朝妻さんらは「一歩踏み出す勇気の挑戦」を朝チアで体現する。

 チアの最後は、先代から引き継いだお決まりの口上だ。「今日ここで私たちを見かけた皆さんがちょっとだけ勇気を出す。そんなエネルギーになりたいと思います。せ~の、応援します」(飯嶋彩希)

 

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 素敵な活動だと思い、ぼくは心から感動し、ファンになりました。Yahoo!コメントを見ると「こんな売名行為もあるんだな」とか言う文章もありましたけど、それを10年以上、通算1000回続けるというのは、並大抵の努力と、意地でしかありません。「必要のない人なんていない、頑張っている皆さんを応援したい」という思いの崇高さ、本当に頭が下がります。

 自分は、チアはできないですけど、気持ちだけは同じものを持っていたいな、と感じました。部長の独り言でした。

あしたはきょうよりもっといい日。