「観るだけ美術部」部長のブログ

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[鉄道遺産]★塩狩駅 駅舎主屋(鉄道遺産44)

 塩狩駅(宗谷本線)
塩狩(しおかりえき)は、上川郡和寒町塩狩にある宗谷本線です。隣の蘭留駅と同じく、相対式ホーム型がずれた形の千鳥式ホームで、2面2線を有する列車交換可能な地上駅になっています。構内は、踏切で結ばれています。現在は無人駅なのですが、木造駅舎は大切に残されています。この木造駅舎は、1916年(大正5年)の開設当時のものと思われます。このあたりの深い森に似合った建物で、とても雰囲気があります。何年か前には、「青春18きっぷ」のチラシにも載ったほどです。
 塩狩峠の頂上に位置しています。作家三浦綾子さんの小説『塩狩峠』のクライマックスの舞台でもあり、多くの文学ファンが訪れます。近くには、塩狩峠記念館(三浦綾子の復元移設の旧家)があるほか、長野政雄顕彰碑や、一目千本桜の名所もあります。 
 
★長野政雄顕彰碑
 1909年(明治42年)2月28日、駅の下の塩狩峠に差し掛かった旅客列車の、客車最後尾の連結器が外れて、客車が暴走しかけたところ、当時鉄道院(国鉄の前身)職員であり、キリスト教徒であった長野政雄(ながの まさお)という人物が、列車に身を投げ、客車の下敷きとなり、乗客の命が救われたという事故が起こりました。事故当時、塩狩駅は開業していなかったのですが、このことに対して、顕彰碑と塩狩峠記念館・文学碑が建てられています。 のちに三浦綾子さんによって、この話を元にした小説『塩狩峠』が発表され、映画化もされました。
 
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あしたはきょうよりもっといい日。