第３節 札幌 １－１ Ｃ大阪
ルヴァンカップ 第１節 札幌 ２－０ 磐田
第４節 札幌 ２－１ 広島
第３節は、北海道コンサドーレ札幌にとっては、待ちに待ったホーム開幕戦となりました。それまで２連敗、しかも直前には横浜Ｆマリノスに完敗ということもあって、入場者数が伸び悩むかとも思いましたが、それでも２１，７６０人もの観客で埋まりました。試合は、先制されるも、後半に入ってＦＷ都倉が押し込み、執念の引き分けに持ち込みました。相手は昨季Ｊ２だったとは言え、ＦＷ柿谷、ＭＦ山口など日本代表クラスを何人も揃える強豪。それに加えて、この日からヨーロッパ帰りのＭＦ清武が先発出場するなど、コンサにとっては厳しい試合でしたが、貴重な貴重な、勝ち点１を得ました。５年ぶりのＪ１での勝ち点１です。Ｊ１残留にとっても、大きな大きな勝ち点１となりました。
中３日という強行スケジュールで、ＹＢＣルヴァン杯がありました。相手はジュビロ磐田。コンサドーレ札幌は控え組が多く出場しましたが、ジュビロ磐田は、ほぼフルメンバー。まったく相手にならないかと思いましたが、ルーキーＦＷ菅が躍動して、終わってみれば０－２の完封。コンサの主力組と控え組の差がないというのもわかり、心強く思いました。この日もＦＷ都倉が得点。ここでの勝利が自信となり、第４節広島戦を迎えました。
中２日というまたまた強行スケジュールで、１８日（土）に広島戦を迎えました。広島は過去５季で３度優勝の強豪チーム。ＭＦ青山はＪ１年間ＭＶＰも獲得した経験を持ちます。これまた難しい試合になると思いました。広島の特徴は華麗なパス回しから相手を崩すところですが、コンサはシュートこそ２２本（！）撃たれたものの、中盤では積極的なプレスでパスコースを消していました。前半のいい時間帯にＭＦ兵藤からのパスをＦＷ都倉が３試合連続となるゴール。追い付かれたものの、４４分にＤＦ福森からのＦＫをＤＦキムが折り返し、相手ＤＦがクリアしきれずオウンゴールとなり、これが決勝点となりました。解説者の平川さんは左サイドを何度も突破されクロスを上げられたことを指摘していましたが、ぼくはＭＦ田中が抜群の運動量でＭＦミキッチとのマッチアップ、特に後半は、タイトなディフェンスで走り負けていなかったと思っています。強豪の広島相手に勝ち点３を奪い、順位も降格圏から抜けました。広島は攻撃の連携がよくなく、完成度の低いうちにコンサが対戦して勝利をおさめられたのが幸運でした。
次節は、中断期間を経て、アウェイでヴァンフォーレ甲府戦。降格を争う相手でもありますし、甲府自体あまり調子が上がっていない印象なので、アウェイとは言え、勝ち点３を奪いたいです。ＭＦ稲本の大けがも発表されましたが、稲本のためにも勝ち続けていきたいですね。頑張れ、北海道コンサドーレ札幌！！
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