「観るだけ美術部」部長のブログ

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[駅グルメ]★チップ姿寿司 (苫小牧駅)

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(調製元の「まるい」さんは、創業明治43年の老舗駅弁屋さん。チップ(姫鱒)がまるごと1匹のっています)
 
★チップ姿寿司 (苫小牧駅
 「チップ」とは、姫鱒のことです。漁期である7・8・9月の夏季限定の駅弁です。調製元「まるい」の公式HPにも出ていないので、存在を知っている人は、少ないかもしれません。購入の際には、予約をしておくのがよいと思います。
 このチップを一匹まんま姿寿司にした野性味たっぷりのお弁当が、この「チップ姿寿司」です。支笏湖産のものを使用しています。うわさに違わず脂がのっておいしい駅弁でした。支笏湖名産のチップが、ドーンと載っています。しかも、クセのないすっきりとした味わい。少し酢が強めですが、レトロ&シンプルでいい駅弁だと思います。
 この掛け紙も、なんともレトロではありませんか。この掛け紙を観ただけでも、この駅弁を買った価値があるというものです。また、この掛け紙に刷られている文章が、また秀逸なのです。筆文字で、ご主人の言葉と思われる商品説明です。とっても旅情を誘う掛け紙です。
 「チップ姿寿司 アイヌ名、カパチェップ。通称をチップと呼ぶ。姫鱒は近時、養殖を試みる湖多けれど、支笏湖産最もよし。塩焼、バター焼、フライ、燻製、甘露煮、ぬた等、全て美味なるも、小生、さしみを最高とす。されど、食する時と所の吟味を要し、願えど、駅弁にはムリ。ここに研鑚、チップ姿寿司を世に問う。毎年、漁期の7・8・9、三ヶ月に限り、郷土の風情を贈りて旅情を慰めんと。貴意を得れば、まことに幸甚 感謝の極み」サーモン寿司本舗、仕出しのまるい店主敬白
 ぜひ、この一文を読んで味わうと、美味しさ倍増間違いなしです!(2014年8月、現状を確認)
 
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(ちょっと酢がきいている気もしましたが、風情があって何とも言えない満足感を味わうことができました。
掛け紙もレトロで貴重です!)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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