(旧旧北海道炭礦汽船(株)倶楽部。山荘のような雰囲気で建てられています)
北海道炭礦汽船(北炭)の社長・井上角五郎の別荘があった敷地に、1926年(大正15年)に北炭の倶楽部として建てられたものだそうです。その後、1935年(昭和10年)に大規模な改修がされたそうです。棟札には「室蘭海員倶楽部社員合宿」と書かれています。現在は、(株)室港サービスさんが所有しています。
外壁1階部分は材木のような装飾を施しログハウス風に、玄関破風はハーフティンバー風に、それぞれデザインされています。腰面には石を貼りつけるなど、全体的に山荘のイメージなのでしょうか。
(館内の意匠も見事でした。この部屋はお妾さんが住んでいたとか)
特別に、館内も観させてもらいました。一時社員寮などに使われていたこともあり、増築を重ねた結果、廊下は迷路のように接続しています。2階からは室蘭港が見渡せます。(2012年11月、現状を確認)
(階段にある照明も、どこかお洒落な感じがしました)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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