★沼ノ沢駅 旧1番ホーム(JR石勝線)
沼ノ沢駅(ぬまのさわえき)は、夕張市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線(夕張支線)の駅です。無人駅ですが、旧事務室部分にテナント「レストランおーやま」が入居していて、有人駅の雰囲気があります。ちなみに、こちらの「レストランおーやま」はフランス料理がおいしいことでも有名で、それを目当てにやってくるお客さんも多くいて賑わっています。
(現在の沼ノ沢駅。駅舎と言うより、「レストランおーやま」と言ったほうがいいかも)
かつては、ここから東部の真谷地地区へ向かって北海道炭礦汽船真谷地炭鉱専用鉄道が分岐していたため、多数の側線を有していました。駅舎から跨線橋を渡った反対側に、真谷地炭鉱沼ノ沢連絡所があり、この専用鉄道の乗降場となっていました。ちなみに、北海道炭礦汽船真谷地炭鉱専用鉄道は、石勝線沼ノ沢駅から、東方の真谷地炭鉱までの4.4kmを結んでいた北海道炭礦汽船の専用鉄道で、同炭鉱の閉山に伴い1987年(昭和62年)に廃止されています。
(旧1番ホームの現状。向こうに見えるのが現在の沼ノ沢駅駅舎)
(沼ノ沢駅の様子。左側が現在使用されている2番ホーム。
右側が、かつて国鉄時代にも使用されていた旧1番ホーム)
(沼ノ沢駅の1番ホームが、1975年(昭和50年)に竣工されたことがわかります)
現在の沼ノ沢駅は、1番ホームは使われていません。この1番ホームは、北炭真谷地炭鉱専用鉄道の乗降場ではなく、旧国鉄時代のものだそうです。真谷地炭鉱の連絡所は、駅の山側に設けられており、ホームも跨線橋を渡った反対側にあったそうです。(2012年4月、現状を確認。なお旧1番ホームの記事に関して、ooyubari9201さまより指摘があり、かつての北炭真谷地炭鉱専用鉄道で使用されていたものではないことがわかりました。加筆訂正させていただきました。ありがとうございました(2013年12月加筆訂正))
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