(石炭運搬車。S274※との数字が読めます。「日立」のマークが残っています)
★石炭運搬車(三笠市、幌内炭鉱自然公園にて保存)
北海道での近代的炭鉱発祥の地、三笠市幌内地区。ここには、かつての隆盛を物語る多くの炭鉱関連施設が残っています。「みかさ炭鉱の記憶再生塾」は、これらの炭鉱施設を地域再生の鍵として、2003年から炭鉱跡地の公園化にとりくんでいます。大正時代に建設された変電所を中核として、その周辺に点在する選炭機跡・神社・ズリ山などを、自然と調和したかたちで一体的に整備し、幌内地区に新たな価値を吹き込もうという計画です。
(こちらの石炭運搬車には「S2494」と読める車体番号がありました)
そんな幌内炭鉱自然公園に、こちらの石炭運搬車が保存されています。2台あり、1台は「S274※」との表示が見られます。もう1台は「S2494」と読める表示があります。いずれも、採炭時に実際に使用された運搬車だそうです。(2013年6月、現状を確認)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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