「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[コンサ]★J1順位予想 2022(個人的願望含む)

 

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(今季こそACL出場だ! 北海道コンサドーレ札幌!)

 いよいよ、J1リーグが開幕しましたね。昨シーズンの終了から、時間が経つのが早く感じます。

 観るだけ美術部長は、熱烈な北海道コンサドーレ札幌のサポーターです。チーム創設からのサポーターなので、サポーター歴は26年目です。毎年この時期は、J1順位予想をしています。個人的な思い入れたっぷりの順位予想です。シーズン終了後、この順位予想の答え合わせをするのを楽しみにしています。

 それでは、順位予想。

 

 1位 浦和

 2位 神戸

 3位 川崎

 4位 札幌

 5位 横浜FM

 6位 鹿島

 7位 名古屋

 8位 FC東京

 9位 広島

10位 C大阪

11位 湘南

12位 G大阪

13位 福岡

14位 京都

15位 磐田

16位 清水

17位 柏

18位 鳥栖

 

 1位は浦和レッズ。じつは2月10日に行われたゼロックス・スーパーカップまでは、3位予想でした。10日の試合は、川崎に完勝でしたね。今季の浦和はかなりやってくれるのではないか、と思わせる試合でした。MF柴戸、MF岩尾(←徳島)の中盤の底は厚いイメージです。サイドもMF関根、MF松尾は突破力があります。気になるのはCF。ユンカーがファーストチョイスですが、怪我したときのバックアップが薄い気がします。MF江坂に依存するのは荷が重い感じがします。第1節は完敗しましたね。勝ったり負けたり、という感じで推移していくのかも。

 2位はヴィッセル神戸。神戸はMFイニエスタのイメージが強いですが、FW陣も強力。日本代表のFW大迫、元代表のFW武藤の2TOP。中盤の底にはMF扇原、MF汰木(←浦和)、MF山口、MFサンペールと分厚い印象。右サイドも酒井が張っており、安定感はリーグナンバーワンではあるんですけど、あえて挙げるとすれば、CBがやや心配。DF槙野(←浦和)、DF菊池がどこまでやれるかに掛かってきそうです。ACLとの過密日程もやりくりが難しくなりそうです。こちらも第1節はふがいない結果でした。

 3位は常勝川崎フロンターレ。普通に考えれば、優勝候補筆頭ですよね。FW旗手の抜けたのは大きいですが、コンサからMFチャナティップを獲得したのは大きなニュース。DFジェジェウの離脱は痛いですが、横浜FCからMF瀬古を獲得しましたし、山根はMFもDFもできますから、脅威であることは間違いないです。ゼロックス・スーパーカップでは、浦和にいいところなく完封負けを喫してしまいました。今季の川崎は、ここ2年間の絶対的強さは感じられず、他チームが付け入るすきもありそうです。第1節はFC東京にクリーンシートで勝利。第2節は横浜Fマリノスに逆転負けを喫しました。

 4位は、わが北海道コンサドーレ札幌。いや、ひいき目も、もちろんあるんですけど、3位以内も狙える位置にいると思うのです。昨季とは違い、川崎フロンターレが圧倒的に強いというわけでもなく、横浜FMや神戸なども強烈に強いわけでもないです。今季の北海道コンサドーレは、FW小柏、MF金子など昨季のレギュラーがほとんど残ったことに加えて、FW興梠(←浦和)、FWガブリエル・シャビエル(←名古屋)、DF西らが加わりました。FWチャナティップの移籍は痛かったのですが、それを補えるだけの戦力アップができました。ミシャ監督は過去5年目に大きな成績を残しているというジンクスもあるんですよ。願わくば3位以内を確定させて、ACL出場を決めたいですね。唯一不安材料としては、敏腕社長だった野々村氏が次期チェアマンに就任したこと。栄転ですが、コンサにとっては痛い損失です。第1節は清水エスパルスにドロー発進でした。

 5位は横浜Fマリノス。横浜FMは2位予想をしている解説者がほとんどですね。FW前田(→セルティック)の移籍が痛いです。前田は得点源であったほか、前線からのプレスも利いていましたので、新体制となり、戦術がどこまで浸透するかは未知数です。コンサから武漢FCに移籍したアンデルソン・ロペスが加入し、前線は厚くなりましたが、もともとFW陣はエウベル、マルコス・ジュニオール、仲川とタレント豊富。Aロペスのコンディションの上がり方も気がかりです。第1節はセレッソ大阪相手にドローでした。

 6位は鹿島アントラーズ。昨季は4位に終わった名門チームですが、今季はタイトル奪取に燃えているはず。新型コロナウイルスの影響で合流できていないバイラ―新監督の戦術が、どの時期に浸透していくのかは未知数で気がかり。攻撃陣は、FW鈴木(←シントトロイデン)の復帰は大きく、また昨季14得点のFW上田も健在。MF荒木は昨季ベストヤングプレーヤーに選ばれ、さらなる飛躍を遂げるはず。町田が抜けたディフェンスラインはやや不安で、札幌から移籍したキム・ミンテがどこまでやれるかにかかってきます。

 7位は名古屋グランパス。昨季まではフィッカデンティ監督のもと、守備重視のいいチームを創り上げ、上位進出を果たしましたが、今季からは攻撃力の強化を目指して、長谷川新監督を招聘しました。経験豊富な監督さんですが、戦術の浸透に時間がかかるかもしれません。攻撃面ではFW柿谷、FWマテウス、MF相馬らタレントは揃っています。いっぽう、昨秋のルヴァン・カップ優勝を支えたDF丸谷、GKランゲラックが中心。中盤の底はMF稲垣、MF仙頭で、これまで以上に攻撃面での貢献も求められそうです。

 8位はFC東京。昨季J2新潟を率いたアルベル監督を招聘して、これまでの堅守速攻からボールを保持するスタイルへの転換を図ります。戦術の浸透には時間がかかりそうで、開幕節の川崎フロンターレ戦では、ちぐはぐな局面も見られました。強力な破壊力のFWディエゴオリベイラ、FWレアンドロなどは残留し心強い限りですが、心配なのは中盤。ここはボール保持の生命線とも言えるエリアなので、ここでの攻防が鍵を握りそう。ルーキーMF松木も開幕節でいい仕事をしました。

 9位はサンフレッチェ広島。昨季は11位で、ここから一けた順位を狙いたいところではあると思いますが、新たにスキッペ監督を招聘したこともあり、戦術の浸透が心配。経験豊富な監督さんではありますが、合流が遅れていました。「アグレッシブで攻撃的なサッカー」が信条で、激しいプレスも今季は見られそう。選手全員のハードワークが欠かせないけれど、体力的にきつい気もする選手層で、MF青山、MF塩谷、DF佐々木らの奮起がポイントになりそうです。

 10位はセレッソ大阪。現役引退した大久保嘉人がいた最前線にはブルーノメンデスが復帰。それでもMF瀬古、MF坂元の移籍は痛手で、新戦力が台頭して来ないと上位は望めなさそう。数年先を見据えての長期戦略と考えると、今季は中位が妥当かなとも思います。開幕戦ではDF進藤が久しぶりにいい仕事をしていましたね。サイドのDF松田、DF丸橋は健在なので、手堅く勝ち点を積み重ねたいところですね。

 11位は湘南ベルマーレ。昨季は最終節まで残留争いを演じ、ぎりぎりの16位でJ1に踏み止まりました。今季は絶対にそうなりたくないはず。近年オフには主力の流出に頭を痛めていましたが、今季は主力が多く残り、選手層は上位を狙える布陣です。MF米本の加入は心強い限り。MF瀬川(←柏)MF若月(←シオン)も加入。GK谷の安定ぶりも相変わらずなので、この選手たちを山口新監督がどこまで底上げできるかにかかっていそう。

 12位はガンバ大阪。昨季は13位に沈んだ名門チーム。片野坂新監督となりましたが、上位を狙うには低調だった攻撃力の向上が必須。片野坂監督は「しっかりとつなぐ」パスサッカー志向。細かなパスのずれも見逃さないようなチーム作りを急いでいます。パスサッカーに、MF宇佐美、MF倉田らがうまく嚙み合い、変化を付けていけるかどうかがカギとなってきそうです。守備面ではMF斉藤の加入が大きいですね。DF昌子、DF三浦、GK東口の守備力も他チームがうらやむ陣容で、決して見劣りしません。

 13位はアビスパ福岡。昨季活躍したFWジョン・マリ、MFエミル・サロモンソンが抜けて、長谷川監督は新たな軸を作る必要に迫られそう。そんななかで、DF奈良の移籍は好材料で、守備陣に安定感をもたらしてくれるでしょう。FWルキアンが大爆発すれば、昨季と同じくらいの順位は狙えるかもしれません。MF田中(←浦和)はサイドハーフに入りそう。攻撃陣と守備陣のバランスをいかにとっていくかが問われそうです。

 14位は京都サンガ。就任1年目でJ1昇格を果たした曹監督の手腕が光ります。曹監督のもと、強烈なハードワークを軸とした攻撃的なスタイルは、J1でも脅威となるでしょう。FWウタカ、FW宮吉、FW豊川(←C大阪)、FW大前(←群馬)の攻撃陣は頼もしい反面、守備陣は心配。崩されると脆い面もあり、J2とはまた違った強度の攻撃を受けるので、それをどう対処できるか。DFアピアタウィアがどこまで機能するか、いずれにしても攻守ともどもハードワークが鍵となりそう。

 15位はジュビロ磐田。昨季は圧倒的な攻撃力でJ2優勝を果たしましたが、今季は伊藤新監督の戦術がどこまで浸透するか未知数です。FW山田、FW大津、FW杉本、MF遠藤などはある程度計算できますが、それでも昨季ブレイクしたFWルキアンの流出は痛いですね。ディフェンスラインも心配。CB大井が獅子奮迅の活躍をして昇格を果たしましたが、バックアップも含め層の薄さが気になります。特にサイドからの攻撃には脆いかもしれません。

 16位は清水エスパルス。開幕戦は、わが北海道コンサドーレ札幌を相手に、後半はペースをつかみました。昨季のような大型補強は無いですが、MF松岡とFW鈴木ら有望株も多くいます。そして何と言っても、日本代表GK権田の完全移籍は大きいと思います。4季ぶりに復帰したMF白崎や、新たに加わった神谷(←柏)など、うまくはまれば面白いかも。昨季は最終盤まで降格争いに巻き込まれていたので、平岡監督には現実的な采配が求められそうです。

 17位は柏レイソル。不安材料が多く、降格圏内の予想です。ネルシーニョ監督は実績十分なのですが、昨季は戦術が不安定で15位。上位を狙うには起爆剤が必要です。長く攻撃を引っ張ってきたMF神谷、MF瀬川、MFクリスティアーノらも去り、新加入のFWドウグラスもケガがち。昨季はリーグ3位56失点した守備陣でも目立った補強はなく、DF古賀らの奮起を期待するしかないのが心配なところ。

 18位はサガン鳥栖。毎年主力を抜かれて苦しむサガン鳥栖ですが、今季は最大の正念場とも言えそう。キム監督が退団し、チームの半数が新戦力となりました。夏に移籍したFW林をはじめ、MF樋口、MF仙頭、FW山下、DF大畑など根こそぎ抜かれてしまいました。とどめを刺したのはFWエドゥアルド(→横浜FM)の移籍。MF藤田らの活躍が無ければ、早い段階で降格争いに巻き込まれかねません。

 

 さて、いかがでしょうか。シーズンオフに、答え合わせをするのが楽しみです!!

あしたはきょうよりもっといい日。