「観るだけ美術部」部長のブログ

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[鉄道遺産]★小樽駅 駅舎主屋(鉄道遺産41)

小樽駅(おたるえき)は、小樽市稲穂にある函館本線です。島式ホーム2面4線を有する地上駅です。ホームは、駅舎の2階に当たる高さにあります。ホームからは、階段を下り、地下道を経由して、改札口にたどり着きます。ホームの付番は、駅舎側から5、4、2、1番線で、5番線は行き止り式のホームとなっています。快速エアポート」は、主に5番線(ごく一部は4番線)から発車します。余市倶知安長万部方面行の列車は、主に向かいの4番線から発車します(5番線に到着する快速に接続するため)。駅舎は、上野駅がモチーフであることは有名。現在の駅舎は、1934年(昭和9年)の建築です。2006年(平成18年)小樽駅駅舎が、国の登録有形文化財となりました。
隣の札幌市の中心の駅を「サツエキ」と呼ばれるように、小樽駅は「タルエキ」と呼ばれることがあるそうです。2003年(平成15年)より4番線ホームは、小樽にゆかりの深い石原裕次郎にちなんで、「裕次郎ホーム」という愛称がつけられました。これは、かつてNHKの番組のロケで訪れた際に、このホームに降り立ったのが由来であるそうです。ここには、等身大パネルが設置され、ホームの番号表示灯の数字の「4」がヨットに見立てたデザインになっているほか、裕次郎の曲も流されています。
かつては、函館駅から道内各地を結ぶ特急急行列車「北海」・「ニセコ」・「らいでん」など)が停車していました。駅の構内は、その往時を偲ばせる非常に広い構内となっています。現在でも、駅弁が多数販売されています。この駅を境に塩谷方面は単線非電化区間南小樽方面は複線電化区間となります。塩谷方面(倶知安長万部方面)は、通称「山線」と呼ばれ、かつては本州と北海道を結ぶ大動脈でした。現在は、両地域間の旅客輸送の大半が航空機に転移してしまい、両地域間の貨物列車や札幌駅函館駅を結ぶ特急列車なども千歳線室蘭本線経由へ変更されています。その理由は、室蘭経由のほうが、勾配が緩く、高速運転が可能だからです。そのため、「山線」の重要性は大きく失なわれる結果となりました。現在は、臨時のリゾート地向け特急列車を除くと、快速「ニセコライナー」を含んだ全ての列車が各駅に停車して、ローカル輸送に特化した区間となってしまっています。運転本数は、ほぼ1時間につき1本ですが、その半数は、倶知安然別までの区間運転となっています。
南小樽駅方面(札幌駅方面)は、複線電化区間として整備され、北海道最大の都市である札幌市への都市間・通勤輸送の需要が大きいのが特徴です。現在は、当駅始発として、新千歳空港駅まで直通する「エアポート」、岩見沢駅(一部は途中の江別駅止まり)行きの区間快速いしかりライナー」、また倶知安駅方面から札幌駅まで直通する快速「ニセコライナー」などが運転されています。
 
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あしたはきょうよりもっといい日。