「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[企画展]★杉村介庵 新撰組永倉新八の養父 クローズアップ展示2

(杉村介庵 新選組永倉新八の養父 クローズアップ展示2)

★杉村介庵 新撰組永倉新八の養父 クローズアップ展示2

 北海道博物館、2022年4月15日【金)-6月16日(木)

(WEBサイト→) 

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 幕府お抱えの剣客集団・新撰組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871年(明治4年)、松前藩の医師・杉村家の婿養子となって、杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩江戸藩邸を19歳のときに飛び出して新撰組に参加した永倉新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。本展では、永倉新八が婿養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

[企画展]★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1

(平沢屏山『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』)

★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1

 北海道博物館、2022年4月15日(金)-6月16日(木)

(WEBサイト→)

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 2022年(令和4年)は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822年-1876年)生誕200年の年です。平沢屏山の代表作のひとつである『蝦夷風俗十二ヶ月図』は、アイヌの人びとの一年間の生活の移り変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしを探ることのできる作品です。本展では、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』(模写)をご紹介いたします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

[企画展]★新収蔵品展

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(木島誠悟『キリンのあかちゃんがうまれた日(原画)』、2019年)

★新収蔵品展

 北海道立釧路芸術館、2022年4月23日(土)-6月19日(日)

(WEBサイト→)

www.kushiro-artmu.jp

 

 2021年(令和3年)年度に新しく寄贈ならびに寄託を受けた作品などをお披露目いたします。釧路在住のアートディレクター・木島誠悟さん(1949年生まれ)の絵本原画、釧路市生まれの建築課・毛綱毅曠(1941年-2001年)の代表作『反住器』の設計図(複製)などをご覧いただけます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立釧路芸術術館さま(HP)よりお借りしました。

[講演会]★外沢照章(能面作家)「公開展示替え 解説会」

(小樽の能楽 展)

★外沢照章(能面作家)「公開展示替え 解説会」

 市立小樽美術館、2022年6月11日(土)12日(日)10:00

(WEBサイト→)

otarubij-kyoryoku.com

 小樽には、北海道唯一の能舞台「旧岡崎家能舞台」があり、小樽市指定歴史的建造物に登録されています。江戸幕府が幕末に整えた最上級の格式にのっとっている能舞台として、東北以北で唯一のものとされます。旧岡崎家能舞台は、大正15年、小樽の承認岡崎謙が、入船の自邸の中庭に見所とともに創建しました。没後、岡崎家から舞台部分を切り離して小樽市に譲られ、昭和36年に旧小樽区公会堂とともに小樽公園内に移築されました。その後、能舞台の整備と有効利用を目的に、「能に親しむ会」、続いて「旧岡崎家能舞台を生かす会」が発足。同会は、移築してから演能されずにあった能舞台の復活を願い、活動を積み重ねました。このような活動が評価され、平成23年「旧岡崎家能舞台を生かす会」は、北海道地域文化奨励を受賞しています。

 いっぽう、能面作家の外沢照章は、能舞台に魅かれて小樽に移住を決め、演能への作品提供や能舞台に隣接する公会堂を拠点に15年にわたる公開制作や能面展を開催しました。

 本展は、北海道に能楽文化を根付かせる原動力となった歴史的能舞台「旧岡崎家能舞台」にちなみ、岡崎家ゆかりの品々、多彩な装束、謡本、扇子類と、能舞台に建築模型・設計図、外沢照章制作の能面の数々を展覧するものです。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、市立小樽美術館さま(HP)よりお借りしました。

[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 神田一明、日勝展」

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神田日勝『馬』1965年、神田日勝記念美術館)

★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 神田一明、日勝展」

 神田日勝記念美術館、2022年6月11日(土)14:00

(WEBサイト→)

kandanissho.com

 神田一明・日勝の兄弟は終戦間際の1945年8月、東京市板橋区練馬(現在の練馬区練馬)から一家で河東郡鹿追村(現在の鹿追町)に入植しました。長男の一明は帯広柏葉高校から東京藝術大学に進学し、卒業後は北海道に戻って、北海道教育大学旭川分校(現在の北海道教育大学旭川校)に勤務しながら行動展や全道展などの公募展で活躍。安井賞の受賞候補となるなど、具象性を残した表現主義的な作風で高く評価されてきました。3歳年下で次男の日勝は、中学で美術部に入り、兄に教わりつつ油彩をはじめ、中学を卒業後は家業の農業に従事しながら独立展や全道展などで活躍。32歳の若さで夭逝したものの、独自の魅力をたたえたその作品は、現在もなお根強い人気を保っています。

 本展は、日勝の生前は実現しなかった兄弟二人による展覧会です。道立美術館をはじめ、鹿追町神田日勝記念美術館が所蔵する二人の代表的な作品を中心に、現在でも旭川で活動を続ける一明の主要な作品から近作までを加えて、画家として別々の道を歩んだ兄弟の軌跡と、決して途切れることのなかった絆を描き出します。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、神田日勝記念美術館さま(HP)よりお借りしました。

[コンサ]★ルヴァンカップ第2節 ×サンフレッチェ広島 +瀬戸内産カキフライ、レモンケーキ

 ルヴァンカップの第2節(プレーオフステージ)は6月11日(土)アウェイ、エディオンスタジアム広島にて、サンフレッチェ広島と対戦します。第1節では、コンサは屈辱の3失点で完敗してしまいました。部長の「勝利をいただきます!」が足りなかったのかなと猛省しております。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、瀬戸内産カキフライとレモンケーキを購入し、気合を入れました。

(瀬戸内産カキフライ。とってもジューシー!)

 広島湾一帯では、縄文・弥生時代から、住民が天然のカキを食べていたことが、貝塚から出土するカキ殻から判明しています。養殖への移行は明らかではないですが、天文年間(1532年-1554年)に安芸国でわが国最初の養殖法が考案されたという説や、寛永年間(1624年-1643年)に仁保村渕崎(現在の広島市南区仁保)吉和屋平次郎が石蒔養殖からひび建養殖法を開発したとする説などがあります。

(この香ばしい香りが食欲をそそります)

 ひび建養殖法は、満潮時と干潮時の間に限られていましたが、大正15年(1926年)に垂下式も杭打式から筏式へ移り、養殖場も広島湾から周辺海域へと拡大されました。こうして広島県産のカキは全国のおよそ5割にまで生産量を伸ばしています。

(瀬戸内産レモンを使ったレモンケーキ)

 また、前回の「勝利をいただきます!」でも書きましたが、広島県はレモンの生産量が全国1位で、国内シェアは50.4%でもあります。露地物の出荷は10月から。10月から12月までは、グリーンレモンとして出荷されます。香りが強く、フレッシュな爽快感が自慢です。1月から5月までは、イエローレモン。ジューシーでまろやかな酸味が特徴です。

 「広島レモン」の販売促進には、サンフレッチェ広島も貢献しています。サンフレッチェ広島応援バージョンのサンフレモン」なる商品も開発されているそうですよ。

www.fruit-morning.com

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ルヴァンカップ優勝は悲願! 勝利をいただきます!)

 さあ、これで「瀬戸内産カキフライ」と「瀬戸内産レモンケーキ」もしっかりいただいたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし!「サンフレッチェ広島から、勝利をいただきます!」ステージ突破は難しいけど、でも諦めちゃいけない! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!

[舞踏会]★(苫小牧アイヌ協会)「リムセ(舞踏)」

アイヌ刀 展)

★(苫小牧アイヌ協会)「リムセ(舞踏)」

 苫小牧市美術博物館、2022年6月11日(土)14:00

(WEBサイト→)

www.city.tomakomai.hokkaido.jp

 アイヌ刀とはアイヌが所持していた刀のことを指します。アイヌが和人から入手した日本刀の刀身にアイヌ文様を施した鞘や柄などを「エムシ(刀)」と呼び、鞘や柄に飾り金具などを取り付けた刀身の無いものを「イコロ(宝)」と呼びます。アイヌ刀は闘争などに用いられるのではなく、儀礼の際に魔を祓うものとして男性にとって欠かせない持ち物でした。当館にはアイヌ刀に関する資料が多く収蔵されていますが、ほとんどの資料はこれまであまり展示されてきていません。アイヌ刀全般に関わる展示を通してアイヌ文化の豊かさ、和人との繋がりを知るきっかけとしてもらうと共に、当館のアイヌ資料の豊富さを紹介していきます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、苫小牧市美術博物館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。