「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[鉄道遺産]★流氷ノロッコ号(鉄道遺産1)

★流氷ノロッコ号
 JR網走駅-知床斜里駅、2010年1月30日(土)-2010年3月7日(日)

 流氷は、シベリア沿岸アムール川の河口付近で毎年11月頃に発生し、海流に乗って北海道に近づきます。2月から3月にかけて、オホーツク沿岸に接岸し、海面は見渡す限りの白い大氷原へと変わります。
 流氷ノロッコ号は、流氷に覆われたオホーツク海に沿って走る季節限定列車です。列車車内は、番屋風の飾りつけがされ、ダルマストーブ(石炭ストーブ)が置かれ、車内販売のスルメを焼いて食べることができます。
 展望車は、窓に面したベンチ座席。大きな窓から、オホーツク海を一望できます。2人掛けのベンチ席と、6人掛けのボックス席があります。(展望車=2~5号車)。1号車には暖房が設置されています。寒くなったらこちらへどうぞ(1号車は展望車ではありません)。

■北浜駅
 駅舎に隣接して設けられた丸太造りの展望台があり、正面に広がる雄大オホーツク海はもちろん、右手に斜里岳をはじめとする知床連山を、左手には網走市方面までも見渡すことができます。しかし、停車時間はわずか10分! 急いで下車して、記念撮影しましょう。また、北浜駅から浜小清水駅間の車窓には、「濤沸(とうふつ)湖」のオオハクチョウが見られます。ここも、思わずカメラのシャッターを押したくなるポイントです。
 北浜駅には、旧駅長室を改装して、「停車場」という喫茶店が営業しています。店内は、昔の急行客車内が忠実に再現されていて、レトロな雰囲気が漂っています。観光客にはもちろん、地元のひとたちも利用する人気のお店。流氷を眺めながら、何時間も座っている旅行者もいるとか。

■藻琴駅
 旧駅長室を改装して、「トロッコ」という喫茶店が営業しています。アットホームな雰囲気がとてもよいお店です。建物は、昭和初期に建てられた典型的な駅舎建築です。

■止別駅
 旧駅長室を改装して「えきばしゃ」というラーメン店が営業しています。そのほか、浜小清水駅にも駅舎を利用した喫茶店があります。

JR北海道釧路支社、流氷ノロッコ号HP
http://www.jrkushiro.jp/ryuhyou10/ryuhyou10.html
あしたはきょうよりもっといい日。