「観るだけ美術部」部長のブログ

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[駅グルメ]★柿の葉すし(五條市ほか)


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(柿の葉すし。柿の葉にくるまれていて、風味がとてもよいですね)

★柿の葉すし(五條市ほか)
(WEBサイト→)http://kakinoha.com/(ヤマト商店)

 「柿の葉寿司」は、奈良県五條市や、和歌山県伊都地方の有名なお弁当。こちら「ヤマト」さんの柿の葉寿司は、駅弁や空弁ではないのですが、駅や空港でよく売られています。「柿の葉寿司 一筋 四十余年」だそうで、「創業時より一貫して素材を選び抜き、そして舌を頼りに「おいしさ」を追求してまいりました。先人の知恵と我々の想いが詰まった古都奈良の野趣をご賞味ください」との添え書きがありました。「ヤマト」さんのほか、「たなか」「平宗」「中谷本舗(屋号は「ゐざさ」)」「柿千」などが有名です

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(掛け紙大好きの部長も、こちらの絵柄に惹かれました)

 もともと「柿の葉寿司」は、江戸時代に生まれたと言われています。一説によると紀州藩の漁師が近海で獲れた鯖の腹に塩を詰め込む塩漬けにして、紀ノ川や熊野川の舟運を使い大和に着いた頃には塩気が強すぎたために、その塩気を和らげるために薄く削ぎ切りにして、酢飯と一緒に食べる方法を編み出したのが始まりとか。江戸時代中期以降は、夏まつりや祭事に欠かせない御馳走でした。柿の葉には殺菌効果があると言われ、数日程度は保存がきくほか、風味もよくなりますよね。
 柿の葉寿司を世に広めた人物のひとりが、谷崎潤一郎。自著の小説に登場させ、東京の握り寿司とはまだ違った一品と絶賛しています。

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(定番の「鯖」のほか、「鮭」もとてもよく合います)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

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