(キ756号機。除雪車仕様であるため、この型は国内でも数は少なかったようです。)
こちらの車輌は、正式名称は国鉄キ700型貨車といい、おもに事業用貨車(広幅雪かき車)として使用されました。なお、近代改良型は750型番となっています。駅構内をはじめ、操車場などでも活躍していました。もともとはアメリカ合衆国のジョルダン社から輸入した車輌の改良国産型です。翼を広げることによって、線路の左右に除排雪することができました(画像ではわかりにくいですが、側面に除雪用翼が付いています)。全長11.35m、全幅2.724m、全高3.959m、自重35.3t。最大速度は65km/h。現在国内では、当機を含め北海道内に5機を残すのみです。
なお、画像後ろに見えるのはキ274号機(ラッセル車)です。(2018年5月3日、現状を確認)
(現存するのは、国内でも本機を含めてわずか5機だそうです)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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