大正時代のわが国の産業発展に伴い、輸送力増強のため、貨物用蒸気機関車9600型(キュウロク)より強力な蒸気機関車が必要になりました。そのために制作されたのが、ここに取上げるD50型蒸気機関車で、制作された880両のうちの1両であり、現存するものとしては、京都梅小路機関区に1両と、本機の計2機のみという貴重なものです。このD50型25号機は、1924年(大正13年)に川崎造船所で制作され、1970年(昭和45年)までの47年間、北海道内で勾配線区の急行旅客列車や、石炭輸送で活躍しました。(2012.9.23.現状を確認)
(このD50型蒸気機関車は、国内に2機残るのみなのですね。貴重な機関車です)
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