『北海道新聞』の9月2日号に、認知症患者が社会的な奉仕活動を積極的にやっている、という記事が載っていました。何気なく流し読みしていたのですが、ある部分で目が止まってしまいました。そこに載っていた人物は、ぼくが大学時代にお世話になった部活動の顧問の先生だったのです。
ぼくは大学時代、山岳部に所属していました。先生は地学の専門で、山岳部の顧問を買って出てくれました、ぼくらが春山合宿で遭難しかけたときも、警察と懸命に連絡を取ってくれた、いわば命の恩人でした。
ぼくにとっては、28歳年上、ぼくが20歳の時は48歳で、ちょうどいまの自分の年齢とほぼ同じです。当時の印象は、道東の名峰・斜里岳にも一緒に登りましたし、元気溌剌というイメージでしたので、この記事にはちょっとショックを受けました。
教授であっても、顧問であっても、年齢が来ると、そうなっていくのも、頭ではわかります。でも、言いようのない、無常観というか、虚しさが残りました。うまく文章にできずごめんなさい。
ぼくも60歳まではあと14年、65歳までは19年です。仕事は毎日、嫌々行っていますが、一日、一日を大事に過ごしていかなければけないのですね。
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