
★旭岳避難小屋(旭岳石室、姿見の池畔)
観るだけ美術部長は2025年7月、北海道最高峰の大雪山旭岳(2291m)に登ってきました。そこで、けがをされていた登山者さん(72歳、男性)を救助、レンジャーさんと協力して救命救助ヘリでの搬送につなげることができました。そのとき、救命救助ヘリの搬送地点としたのが、今回紹介する「旭岳避難小屋」(通称旭岳石室)です(↓こちらの記事にも載せています)。
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姿見の池畔に建つ、「愛の鐘」は、かつて北海道教育大学函館分校山岳部の部員たちが、冬期登山の途中にこの周辺で遭難したことを悼み、建てられたものです。それくらい、この周辺は冬季には遮るものがなく、霧の発生も多いため、道に迷いやすい場所でした。現在立っている旭岳避難小屋は2代目。初代の避難小屋も、冬季の使用を想定したものでした。現在の避難小屋も、通常は施錠されており、非常時のみ開放されます。

今回、ぼくの場合は「非常時」でしたので、レンジャーさんが合鍵を使って開けてくれました。初めて避難小屋に入りましたが、避難小屋としては堅牢なつくりでした。基本的には、2階(屋根裏部屋)は使用禁止です。2001年(平成 年)に建て替えられたので、厳しい自然環境のなかで24年目を迎えたことになります。コンクリート壁に、周辺から集めた石が野積みで貼られており、周囲の雰囲気とよく合っています。
▢なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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