(札幌軟石が張られた、がっしりした質店店舗。すすきの界隈では、珍しい存在)
★丸長質舗店舗 (札幌市)
(WEBサイト→)http://marucho7ho.com/
歓楽街として有名なすすきのは、1871年(明治4年)開拓使判官の岩村通俊が、開拓のためにやってきた労働者向けに「薄野遊郭」を開設したのが始まり。その雰囲気を残すのが、ここで取り上げた丸長質舗店舗です。札幌軟石貼りの4階建て。創業1955年(昭和30年)の丸長質舗さんは、札幌ススキノにあるクラシック音楽の流れる質屋さんです。こちらのお店には、米国宝石学会(GIA)のG.G.(Graduated Gemologist)と呼ばれる資格を取得している宝石の鑑定士がいるとか。およそ20年前、古い石蔵を解体した際に、使われていた札幌軟石を再利用し、新築した鉄筋コンクリートの壁に貼り付けたそうです。構造体は新しいですが、雰囲気は残っていますね(2015年7月、現状を確認)。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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