★講演会／福井爽人 「福井爽人展によせて」 東京藝術大学名誉教授
道立旭川美術館、２０１２年７月１４日（土） １４：３０
福井爽人先生は１９３７年旭川生まれ。、現代日本が誇る日本画の巨匠のひとりです。２歳で小樽、１６歳で札幌へ移住。札幌北高校卒業後、日本画家を志して上京。東京藝術大学で研鑽を重ね、大学院時代から院展を主な舞台に活躍を続けています。福井爽人作品の特徴は、静謐な青色を主調とした色彩と、繊細なタッチ、マティエールによる心象的風景です。そのイメージにみる静かで内省的なたたずまいは、観る者の心の奥を静かにゆさぶるのです。
福井爽人先生は現在、東京藝術大学の名誉教授で、日本美術院同人でもあります。今回の美術講演会は、開催されている「福井爽人 道立旭川美術館会館３０周年記念展」に合わせた講演会で、作家ご本人がいらっしゃいます。聞き手は、道立近代美術館の主任学芸員である土岐美由紀氏。講演会終了後にサイン界も予定されているそうです。２００６年に札幌芸術の森で展覧会があって以来、久しぶりの大きな展覧会となります。
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