「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[建築物]★タワー・ブリッジ(イギリス・ロンドン、世界遺産)

タワーブリッジ。ポニョ部長もその重厚な建築に興味津々)

★タワー・ブリッジ(イギリス・ロンドン、世界遺産

 ローマ帝国時代から交易の地として繁栄してきた「シティ」では19世紀、テムズ河を往来する船舶の大型化にともない、必要なときに上げ下ろしができる跳ね橋の建設を求める声が強くなっていきました。そこで1894年、当時の額で118万4000ポンドの費用と、8年もの歳月をかけて、この古色蒼然とした跳ね橋が完成しました。いまでこそロンドンのシンボルとなっているタワー・ブリッジですが、建設当初は二重橋という思い切った構造が批判の対象になっていたそうです。当時は1日に50回ほど上がった橋梁ですが、現在ではそれほど多く上がることは無いそうです。橋が上がらなければ通過できないほど高さのある船舶が通るときのみ、通行人や車両が通行できない珍しい状態のタワー・ブリッジを見ることができます。

(ポニョ部長も仰ぎ見て、感動をあらわしています!)

  内部にはタワー・ブリッジの仕組みや、ロンドン市内の橋の歴史を展示していますが、内部の構造を見ると、このタワー・ブリッジが「石のコートで包まれた鉄のガイコツ」であることがよくわかります。エンジンルームにはヴィクトリア朝時代に使われた水圧式エンジンがあり、100tもある跳ね橋を操っていました。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

 

あしたはきょうよりもっといい日。