★佐藤 武 展
札幌芸術の森美術館、2021年10月9日(土)ー2022年1月10日(月・祝)
(WEBサイト→)
佐藤武さんは、1947年千歳市生まれ。現在は札幌市と石狩市を拠点に活動されています。1980年前半より、荒涼とした大地に塔や遺構を配した無人の都市風景を描いています。これらは旅行で訪れたインド西部の城市都市ジャイプル、とりわけ同地の天文台遺構を着想源とするものです。以来、佐藤さんは都市上空に浮遊する建造物や石棺、光線により崩れゆく塔など、様ざまなモチーフを取り入れて、白いキャンバスに静寂の都市を構築されてきました。
本展では、人物像や室内画を手掛けた初期作品をはじめ、代名詞ともいえる都市風景や、上空を切り裂くひと筋の線を中心に展開する最新作に至るまでを紹介し、これまでの歩みを振り返ります。また絵画のみならず、立体作品や写真、詩をあわせて展示することで、多彩な創作活動を続ける佐藤さんの全貌に迫ります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。