サッカーJ1リーグの2021年シーズンが終了しました。わが北海道コンサドーレ札幌は10位。中位と言ってしまってはその通りなのですが、かつて揶揄されたような「エレベーターチーム」の面影はすでになく、J1常連のチームと言っても過言ではないくらいの風格が出てきました。下位チームに取りこぼしたりしたたため、この順位ですが、攻撃的な数値で言えば優勝も狙えるくらいの値。今季はMF金子、MF高嶺、DF田中、FW小柏など若手も躍動したシーズンで、来季に向けて期待も膨らみます。
北海道コンサドーレ札幌の記事は、なんと1年ぶり。今季も昨季同様、試合観戦は1試合もできませんでした。新型コロナウイルス感染の恐れもありましたから、意識的に避けた結果です。サポーターを自任する自分が2シーズンにわたって試合観戦ゼロというのは、とても稀なことです。2022年シーズンにはコロナ禍も収束して、心おきなく観戦ができるようになってほしいと思います。
さて毎年シーズン前には、戦力補強も考慮したシーズン順位予想をしております。今回の記事は、2021年シーズンの順位予想の答え合わせです。毎年、この答え合わせを楽しみにしています。2021年シーズンの順位予想はこちら。
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2021年2月での順位予想は、このようになっていました。
1位 川崎フロンターレ
★2位 北海道コンサドーレ札幌
3位 名古屋グランパス
4位 ガンバ大阪
5位 鹿島アントラーズ
6位 FC東京
7位 横浜Fマリノス
8位 サンフレッチェ広島
9位 清水エスパルス
10位 セレッソ大阪
11位 ヴィッセル神戸
12位 柏レイソル
13位 浦和レッズ
14位 サガン鳥栖
15位 大分トリニータ
16位 横浜FC
17位 ベガルタ仙台
18位 徳島ヴォルティス
19位 湘南ベルマーレ
20位 アビスパ福岡
そして、最終的な順位はこちら
1位 川崎フロンターレ
△2位 横浜Fマリノス
△3位 ヴィッセル神戸
4位 鹿島アントラーズ
5位 名古屋グランパス
△6位 浦和レッズ
△7位 サガン鳥栖
△8位 アビスパ福岡
9位 FC東京
▼10位 北海道コンサドーレ札幌
11位 サンフレッチェ広島
12位 セレッソ大阪
▼13位 ガンバ大阪
▼14位 清水エスパルス
15位 柏レイソル
16位 湘南ベルマーレ
17位 徳島ヴォルティス
18位 大分トリニータ
19位 ベガルタ仙台
20位 横浜FC
ここに見える△▼の記号は、シーズン前の順位予想と5ランク以上の上下差があったチームです。どうでしょう。自分としては、かなりいいところを予想していたと思います。特に降格を争った清水、柏、湘南、徳島、大分、仙台、横浜FCについては、かなりの確度だったと思っています。
詳細を見て行きます。まず、われらが北海道コンサドーレ札幌。予想2位に対して最終順位は10位。ACL出場を決めてほしいと思っての順位でしたが、そう甘くはなかったです。シーズン途中でFWアンデルソン・ロペスが退団したのも大きかったですし、中位・下位のチームに取りこぼしたのも痛かったです。でも、来季に向けて明るい材料が多いのも今季の特徴でした。ミシャ監督のもとさらに攻撃的なスタイルを高めてほしいです。なお、敏腕でしられる野々村社長が次期チェアマンになるとの情報があり、コンサとしてはいちばんの不安材料です。
次に、サガン鳥栖、アビスパ福岡の大躍進が挙げられるでしょう。自分は下位予想でしたが、開幕からの快進撃。中盤からはやや失速したものの、堂々のフィニッシュでした。来季は各チームに研究もされるので、そのあたりが課題かなと思います。
横浜Fマリノス、ヴィッセル神戸は、実力通りであればこのあたりかなとは思います。来季もこの2チームは強いでしょうが、ACLの日程も絡むので、どうなるでしょうか。横浜は攻撃的な戦術が完成しつつありますし、神戸はACLに向けて戦力補強も進んでいると聞きます。
ガンバ大阪は、開幕直後の新型コロナウイルス感染拡大の影響で目算が狂ってしまい、シーズンを通して精彩を欠いてしまいました。このあたりの順位で甘んじているチームではありません。清水エスパルスは監督が替わり、大躍進を予想しましたが、終わってみれば最後まで残留争いに絡んでしまった不甲斐ないシーズンでした。
降格争いで、最後の1枠に残った湘南ベルマーレは、意地を感じました。横浜FCや仙台は勢いをつけることができず残留争いから脱落、大分も脱落したなかで、最後の徳島ヴォルティスとの争いは過酷を極めました。
来季は、J2から磐田、京都が昇格してきます。来季も、とても楽しみです。でも、最後の最後は、北海道コンサドーレ札幌が初タイトル、そしてACL出場を決めると信じて応援します! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!!