★「千歳鶴」酒づくり資料ほか(千歳鶴酒ミュージアム収蔵品常設展)
札幌市/千歳鶴酒ミュージアム、常設展示
(WEBサイト→)
「千歳鶴」は道民に愛されている札幌の地酒メーカーで、その歴史は明治まで遡ります。1876年(明治5年)石川県・能登から来道した柴田與次右衛門(しばた よじうえもん)が、創成川のほとりで造り酒屋「柴田酒造店」を開店させたのが始まりと言われています。その後、「どぶろく」などのにごり酒が開拓使の役人に評判となり、その数年後には清酒を作り始めたと伝えられていることから、柴田氏は北海道の酒造業の幕を開けた先駆者とも称されています。
ミュージアムは明治中期に建てられた味噌正油蔵の古材を利用しており、モダンと和が調和した建物になっています。館内には「千歳鶴」の酒造り文化に触れられる貴重な資料やポスターの展示コーナーや、清酒・リキュール・甘酒などさまざまな酒の試飲カウンターなど、様々な設備が。また、ここでしか食べられない酒粕ソフトクリームもおススメ。地下150mから汲み上げている酒造の仕込み水の試飲コーナーもあり、酒造りへの興味をそそられる仕掛けが満載です。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、千歳鶴酒ミュージアムさま(HP)よりお借りしました。