「観るだけ美術部」部長のブログ

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[絵画展]★神田日勝の眼差し いのちを見つめて展

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(画像は、神田日勝『牛』1964年)

神田日勝の眼差し いのちを見つめて展
 神田日勝記念美術館、2009年12月25日(金)-2010年8月下旬

 2010年(平成22年)前期の常設展は、『神田日勝の眼差し いのちを見つめて』として開催されています。
 神田日勝は、1956年の『痩馬』、翌年の『馬』で、あばら骨の浮き出た身体で精一杯首を伸ばして餌を食べる馬の姿を、1965年の『死馬』では、身体をくの字に曲げて横たわる、おだやかな死に顔の馬を描きました。また、1964年と66年の『牛』では、牛の切り裂かれた腹の赤い色が鮮明な印象を与えます。
 この常設展では、日勝のいのちを見つめる眼差しに着目し、「死を見つめて」「『死馬』をめぐって」「『静物』をめぐって」などの小テーマをもうけ、関連作品や実際に飼っていた馬や牛の写真資料などを通して、画家の想いをさぐります。

神田日勝記念美術館、常設展HP
 http://kandanissho.com/infomation/#67
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