「観るだけ美術部」部長のブログ

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[企画展]★ジュリアーノ・バラリン ヴェネツィア・レースガラス展 伝説の美、和と洋の世界

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★ジュリアーノ・バラリン ヴェネツィア・レースガラス展 伝説の美、和と洋の世界
 北一ヴェネツィア美術館、2018年12月4日(火)-2019年4月8日(月)
(WEBサイト→)https://venezia-museum.or.jp/

 16世紀に最盛期を迎えた「レースガラス」は、ヴェネツィアの中でもムラノ島のみで制作され、その制作技法は決して島外に漏らすことを許されない門外不出の秘法として、優れた腕を持つガラス職人のみが代々受け継いできました。「レースガラス」は、それまでの装飾には観られなかった乳白色の色ガラスで表現したレースの細やかな模様と美しさで、ヨーロッパ各地の諸侯貴族を虜にし、豪華な宮殿を彩る装飾品として大流行したと言われています。現代においても、模様の複雑さや制作の難しさから、美しく繊細な模様を創り出せる熟練した職人は、ほんの数人しか存在しません。
 「世界初の試み」として当館がジュリアーノ・バラリンに制作依頼したレースガラスの和食器は、バラリン氏の作品が持つ特色を生かしつつ「従来の和食器のイメージを変えるもの」を目指し、芸術作品としての美しさだけでなく、「食器としての機能を果たす」という難しい課題の元に制作されました。本展では、その挑戦の末に数々の課題を克服し、ガラス技術のすべてを注ぎ込んで作られた、現代におけるレースガラスの第一人者であるマエストロ(職人の最高の称号)ジュリアーノ・バラリンが表現する美しいレースガラスの世界を、どうぞご堪能ください。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北一ヴェネツィア美術館さま(HP)よりお借りしました。

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