(ジャン=フランソワ・ミレー 『犬を抱く少女』、1844年-1845年)
北海道立旭川美術館、2018年8月25日(土)14:00
19世紀フランスの画壇では、神話や宗教、歴史を題材とした伝統的な美を追求する「アカデミズム絵画」が主流をなしていました。これに反発して誕生したのが、パリ郊外の農村風景を描いたバルビゾン派や、ありのままの社会の姿に目を向けた写実主義、そして自然の色彩をとらえようとした印象派の画家たちでした。
本展では、ダヴィッドやドラクロワらアカデミーの中心的な画家から、モディリアーニ、藤田など20世紀はじめのエコール・ド・パリまで、フランスの近代絵画を一堂に展示。あわせてアール・デコを代表する工芸家、ルネ・ラリックの作品も並びます。
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