(ジャン=フランソワ・ミレー 『犬を抱いた少女』、1844-45年)
★(当館学芸員)「30分でわかる 見どころ解説 ユニマットコレクション フランス近代絵画と珠玉のラリック展」
北海道立旭川美術館、2018年7月14日(土)14:00
19世紀フランスの画壇では、神話や宗教、歴史を題材とした伝統的な美を追求する「アカデミズム絵画」が主流をなしていました。これに反発して誕生したのが、パリ郊外の農村風景を描いたバルビゾン派や、ありのままの社会の姿に目を向けた写実主義、そして自然の色彩をとらえようとした印象派の画家たちでした。
近代化が進むにしたがい、強烈な色彩を用いたフォーヴィズムといった独創性豊かな表現も登場。やがて、様々な国から芸術家が都に集い、日本では藤田嗣治で知られる、エコール・ド・パリが形成されていきました。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。
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