(流氷ノロッコ号が停車した北浜駅。流氷にいちばん近い駅として有名です)
★北浜駅 駅舎 (JR釧網本線)
北浜駅(きたはまえき)は、網走市北浜にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅。北浜地区のもっとも網走市街寄りに位置し、集落からはやや外れています。駅舎は1924年(大正13年)釧網本線の開業当時のものと思われます。木造、下見板張りの風情ある建物です。
オホーツク海にいちばん近い駅とされているほか、「日本国内では最も海に近い駅」という主旨の宣伝がなされていることもあって、観光バスが立ち寄る観光地となっています。駅舎は、ドラマ『みにくいアヒルの子』や、中国映画『狙った恋の落とし方。』など、多くの映画やテレビドラマなどの撮影で利用されており、近年では、後者の映画の影響のほか、中国国内における北海道ブームもあり、来駅する中国人観光客が激増しています。
駅舎内には、かつての駅事務室を改装した喫茶店「停車場」が営業し、店内からオホーツク海を眺めることができます。「停車場」は、1986年、東京で修行していたマスターが旧事務室に開いたお店でした。店内の椅子、網棚などは、旧型客車で使用されていたものを再利用しており、雰囲気がとてもよいです。待合室の壁面には、旅行者が訪問の足あととして貼った名刺や、切符などで、埋め尽くされています。
単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、知床斜里駅管理の無人駅です。ホームは4両程度分の長さを持つのですが、機関車を含めて6両となる「流氷ノロッコ号」の運行期間は、全客車がホームにかかるよう、仮設で延伸されます。流氷見学用展望台が駅近くに設置されており、「流氷ノロッコ号」の運行期間には、大勢の観光客が訪れます。
★北浜駅については、こちらもご覧ください
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