「観るだけ美術部」部長のブログ

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[SL探訪]★D61型3号機 蒸気機関車

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(国内にわずか1機しかないD61型の蒸気機関車です。もっと大事にされてもいい鉄道遺産です)
 
★D61型3号機 蒸気機関車 (留萌市 見晴公園にて静態保存)
 丙線用としてD51型の従台車を2軸に改造した形式で、1959年から国鉄浜松工場、郡山工場で6両製造されました。北海道留萌線で全機活躍、1975年まで使用されました。全国でただ1機、留萌市に現存しています。 
 本機は、見晴公園に屋根付きで保存されていました。全国ただ1機の保存機であり、わくわくしながら撮影しました。外観は、塗装がしっかり塗られており、よく見ると真鍮部分(煙突、空気圧縮装置のモール、安全弁など)は、ピカピカに磨かれていました。ロッド類は銀色のペンキを塗られ、手すり類は白ペンキを塗られており、部分的に黄色塗装されている手すりもありました。外装諸装備・機器も完全で、運転室は窓に侵入防止の溶接があり、厳重に防備してありました。
 
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(内部を見たかったのですが、ここまでしないといたずらされるのでしょう。我慢します)
 
 この機関車のヘッドライトには、ツララ切りがついています。ツララ切りは、冬季、トンネルなどから垂れ下がったツララが当たって、機関車の部品が破損するのを防止するもの。このツララ切りの形状は、深川や留萌に所属している機関車に標準装備されているのですが、これは道内でも独特なもののようです。日本でここだけにしか存在しないD61型機関車です。
 D61型機関車は、もともと6両しか製造されていなかったため、そのうちの1機が現存しているのは、かなり貴重なことなのです・・・末永く良い状態で保存して欲しいですね。(2012.8.6.現状を確認)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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