(スユ15型郵便車が静態保存されているのは、全国でもここだけ、わずか1両だけの保存なのだとか)
★スユ15型2033号機(スユ15型郵便車)(北見市常磐町(私有地)にて静態保存)
郵便物のみを輸送する目的で製造された車両でした。長距離を走る急行列車などに連結され、日本国中を走り回ったそうですが、トラックなどへの輸送形態の移行により、1986年(昭和61年)を最後に、鉄道郵便車による郵便輸送は、その役割を終えました。
郵便車には、車両の中で、郵便局と同様に郵便物の区分けができるようになっている車両(扱い便用車両)と、車内で郵便物の区分けを行わず、もっぱら郵袋を積載する機能を持つ車両(護送便用車両)とに分けられるそうです。ここで紹介したスユ15型2033号機は、後者の護送便専用車両であり、車内に郵袋室が広く取られているのが特徴です。製造は1973年(昭和48年)。スユ15型の郵便車で静態保全されているのは、全国で当郵便車だけという、たいへん貴重な車両です。(2012.9.23.現状を確認)
郵便物のみを輸送する目的で製造された車両でした。長距離を走る急行列車などに連結され、日本国中を走り回ったそうですが、トラックなどへの輸送形態の移行により、1986年(昭和61年)を最後に、鉄道郵便車による郵便輸送は、その役割を終えました。
郵便車には、車両の中で、郵便局と同様に郵便物の区分けができるようになっている車両(扱い便用車両)と、車内で郵便物の区分けを行わず、もっぱら郵袋を積載する機能を持つ車両(護送便用車両)とに分けられるそうです。ここで紹介したスユ15型2033号機は、後者の護送便専用車両であり、車内に郵袋室が広く取られているのが特徴です。製造は1973年(昭和48年)。スユ15型の郵便車で静態保全されているのは、全国で当郵便車だけという、たいへん貴重な車両です。(2012.9.23.現状を確認)
(車両の壁面に付けられている〒マークが、なんとも誇らしげではありませんか)
2012年9月に、実際に観に行きましたが、車体の痛みがかなり目立つ状態でした。ブログリンクさせていただいている「銀河線沿線ネット」さんが、こちらの車両の保存に尽力されています。当ブログでも、陰ながら応援していきたいと思っております。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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