「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[特別展]★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編)

(木田金次郎ストーリーズ展)

★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編)

 木田金次郎美術館、2024年7月5日(金)-11月4日(月・振)

(WEBサイト→)

www.kidakinjiro.com

 木田金次郎の作品は様ざまな「物語」が秘めています。小説『生まれ出づる悩み』の主人公のモデルとして描いた有島武郎との関連を始め、岩内や北海道内での制作背景など、作品所蔵者が木田金次郎や岩内に関わりが深く、作品ごとと言っても過言ではないほどに、エピソードやストーリーに彩られています。

 2024年は「岩内大火」から70年の節目でもあります。そこで今回の特別展では、会期を「前編・岩内大火以前」「後編・岩内大火以後」に分けて、過去最大規模の作品点数で木田金次郎の画業を様ざまな物語を交えて紹介いたします。「前編」では有島武郎との出会いを経て、故郷での画業をスタートさせた木田金次郎の着実な歩みを、初めて大火以前の作品のみで構成します。「後編」では、岩内大火からの「再起」を果たす不屈の「岩内魂」と、新たな展開を見せる画業を存分に紹介します。

(木田金次郎『夏の岩内港』、1960年、木田金次郎美術館)

 木田金次郎美術館開館30周年、岩内大火70年と言う節目に、様ざまなエピソードを紡ぎ、いくつかの「物語(ストーリーズ)」として、木田金次郎の画業を振り返る機会となれば幸いです。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、木田金次郎美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

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