★カラリスト 木田金次郎展
木田金次郎美術館、2020年11月6日(金)ー2021年8月1日(日)期間延長
(WEBサイト→)
木田金次郎(1893年-1962年)は生涯を通じて、岩内町周辺を中心とした風景画と共に、屋外で描くことが難しい冬を中心に、花や果物などの静物画を数多く手がけました。その魅力は、ときに鮮やかな表現を見せる色彩にあると言ってよいでしょう。1954年(昭和29年)9月、61歳のときに向かえた「岩内大火」をきっかけに、画風が大きく変貌したと言われる木田金次郎ですが、その独自性は、描く対象を、形よりも色を重視して表現してきたことによると考えられます。
本展では、木田金次郎の豊かな色彩感覚に注目するものです。初期から晩年に至る、様ざまなモチーフの作品を紹介し、2019年(令和元年)11月より当館で開催した「木田金次郎 アトリエ解体新書」展で明らかにした。大火後に木田金次郎が描いた油彩絵具の色と数量にすいても参照しながら、「カラリスト=色彩画家」としての木田金次郎の魅力に迫ります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、木田金次郎美術館さま(HP)よりお借りしました。