★帰ってきた木田金次郎展
木田金次郎美術館、2022年7月1日(金)-11月6日(日)
(WEBサイト→)
1994年に開館した木田金次郎美術館は、収蔵作品のおよそ半分が、所蔵者からの寄贈・寄託によるものという、全国的に見ても珍しい美術館です。これは、1954年(昭和29年)9月の「岩内大火」により、木田金次郎自身や岩内の友人たちが所蔵してきた作品の多くを焼失したことに端を発しますが、当館の開館準備から現在まで、遺族から寄贈を受けた作品を核にして、開館当時の91点(油彩)が175点と、倍近くまでに充実してまいりました。これらの作品は、作品制作の舞台である岩内に「里帰り」した作品ということができるでしょう。本展では、木田金次郎が亡くなってからもなお、大切に作品を守り続けてきた所蔵者に注目し、作品が岩内に「里帰り」するまでの様々な物語にスポットを当てるものです。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、木田金次郎美術館さま(HP)よりお借りしました。