★旧新十津川駅駅舎(跡)
2021年10月、「観るだけ美術部」部長は旭川市に「山下清展」を観に出かけましたが、そのついでに、2021年5月に廃止されたJR札沼線(通称:学園都市線)のうち、終着駅だった「新十津川駅」に寄りました。廃線から5か月ほどが経ち、駅舎は壊されると話を聞いており、タイミングは逸した感はありましたが、立ち寄ることにしました。今回の記事はそのレポートです。
じつはすでに駅舎は取り壊されておりました。かわいらしい駅舎だったので、とても残念でした。それにもまして、駅の場所を案内する表示板なども撤去されていたため、駅舎(跡地)の場所がわからず、あっちこっち右往左往してしまいました。
レールは、まだ申し訳程度に残っていましたが、沿線では撤去が進んでいました。特に遮断機のある周辺では早めの撤去が行われておりました。駅舎の跡地は、このあと鉄道公園として整備されると聞いていますが、どうなるのでしょうか。
新十津川駅は、滝川駅に近いこともあって、乗降客がそれほど多くなく、朝9時に最終列車が出るという「日本一早い最終列車」でした。JR北海道の合理化計画は進んでいますから、これからはもっと、あちこちで廃駅が増えるでしょう。実際今回のダイヤ改正でも数駅が廃止となりました。コロナ禍で出かけることが難しいタイミングですが、状況が許せば、廃止前にあちこち訪問しておきたいです(2021年10月、現状を確認)