「観るだけ美術部」部長のブログ

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[廃線跡]★旧雄武駅(跡)(旧興浜南線)

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駅名標を模したモニュメント。跡地は小さな公園になっているだけで、遺構は残されていません)
 
★旧雄武駅(跡)(旧興浜南線)
 雄武駅(おむえき)は、雄武町にあった日本国有鉄道興浜南線の駅(廃駅)です。興浜南線の廃線に伴い1985年(昭和60年)に廃駅となりました。雄武駅は、興部駅から北上してきた盲腸線である興浜南線の終端駅。興浜南線が興浜線(興部駅-浜頓別駅)の先行開業区間として開業した経緯で、当駅は盲腸線の終端駅となっていました。当駅から北に向かい、枝幸町の興浜北線北見枝幸駅との間の未成区間が計画され、路盤や施設などはすでに一部が建設され始めていました。しかし、社会情勢の変化に伴い、この未成区間は、結局は開通することなく、興浜南線とともに雄武駅は廃止されたのです。本来、興浜線の途中駅となる計画であったため、線路は駅からさらに数百メートル北上した地点まで伸びていました。
 
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(「歴闘五十年興浜南線終着駅 おむ」と書かれた記念碑)
 
  駅名は「おむ」と読むのですが(画像参照のこと)、所在する雄武町は「おうむ」と読み、駅名と地名では読み方に相違があったことでも知られていました。駅舎は取り壊され、跡地には2000年(平成12年)時点で地域交流センターが新築され、バスターミナル、及び「道の駅 おうむ」となりました。地域交流センター横には、旧駅標を模したモニュメントや、「歴闘五十年興浜南線終着駅 おむ」と書かれた記念碑も設置されています。駅周辺には、未成区間の「雄武トンネル」も残存しています。(2012年8月、現状を確認)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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