★手島圭三郎 絵本原画展 森といのちの交響詩
北海道立帯広美術館、2021年4月17日(土)-6月27日(日)
(WEBサイト→)
www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp
手島圭三郎は、1935年(昭和10年)紋別市生まれ。教職のかたわら、木版画の制作を続け、全道展、日本版画協会展で作品の発表を続けました。1977年(昭和52年)に教職を辞し木版画制作に専念し、遺構は北海道に生きる野生動物を題材にした絵本の制作を重ね、現在39作の絵本が出版されています。
多くの絵本では、作家が挿画と共に文章も手掛け、いずれも北海道に生息する野生動物が題材とされています。絵本原画の数々は木版表現の力強さと繊細さを兼ね備えており、静寂感の漂う画面には大自然の神秘と北方のロマンティシズムがあふれています。生き物の生態描写を下敷きに神話や伝承、家族の愛情といったテーマの物語が綴られた絵本の数々は、国内外で多数出版され、絵本に関する賞も受賞されました。
本展では、4つのテーマに分けて手島圭三郎の代表作の原画を出品し、彼の木版画の世界と、その魅力をご紹介いたします。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。