「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[特別展]★太宰治 創作の舞台裏 展

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(太宰治 創作の舞台裏展)

太宰治 創作の舞台裏 展

 北海道立文学館、2021年4月17日(土)-6月6日(日)6月24日(木)

(WEBサイト→)

www.h-bungaku.or.jp

 太宰治(1909年-1948年)は、青森県金木村(現在の五所川原市)に、大地主の6男(二人の兄が夭逝したため、事実上の4男)として生まれました。その出自と肉親との複雑な関係などに苦悩し、破滅的な生活を送りながらも39年の短い生涯において多くの作品を残しました。とりわけ、晩年の名作『斜陽』『人間失格』をはじめとする数々の作品は、時代を超えた感性をそなえ、世代や性別を問わず幅広い読者を得ています。

 本展では、太宰治の資料では他の追随を許さぬ一大コレクションを誇る日本近代文学館所蔵の「太宰治文庫」を中心とする直筆原稿や草稿、ノートをはじめ図書や雑誌などの各種資料を丹念に追い、作品成立に至るまでの「創作の舞台裏」を探ろうとするものです。

 これらを読み解くことの面白さを通じて、作品が生み出される創造の機微に触れていただければ幸いです。なお、一昨年、存在が明らかになった『お伽草子』の完全原稿は、東京に続いて2番目の公開となります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。