「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[道外展]★松尾芭蕉 奥の細道330年展

f:id:mirudakeartclub:20190916093342j:plain

松尾芭蕉 奥の細道330年展)

 ★松尾芭蕉 奥の細道330年展

 東京/出光美術館、2019年8月31日(土)-9月29日(日)

(WEBサイト→)

http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

 

 江戸時代前期に活躍した俳人松尾芭蕉(1644 - 94)は、敬慕する西行(1118 - 90)らがめぐった「歌枕」を自分の脚で辿り、追体験することを目的として奥の細道の旅に出ます。門人・河合曾良(1649 - 1710)を随行し、元禄2年(1689年)3月下旬に江戸を出立。白河の関を越えて、松島・平泉を巡り、出羽の各地を遊歴しました。その後、越後・越中・加賀・越前へと旅して、8月下旬には美濃大垣へと至ります。こうした約600里(2400キロ)の旅路は、半年にも及びました。行く先々で目にした景物を題材に優れた俳諧作品が生まれ、自筆の短冊や懐紙なども多く残しています。この旅をもとに、亡くなる元禄7年(1694年)の4月に編まれたのが紀行文『おくのほそ道』です。
 今年は、芭蕉奥の細道の旅に出て、330年の記念の年を迎えます。これを記念して本展では、出光コレクションの中から芭蕉の自筆作品を厳選し、他館の名品もお借りして、約20点もの芭蕉の書をご紹介いたします。多様に展開する芭蕉の書の魅力をお伝えするとともに、芭蕉の真跡を捉え直す機会になれば幸甚です。また、『おくのほそ道』をめぐる名品や芭蕉を敬慕した者たちの書画作品も展示し、芭蕉俳諧にまつわる美術をお楽しみいただきます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、出光美術館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。