「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[コンサ]★J1第12節 ×京都サンガ +京うどん、生八つ橋

 J1リーグの第12節は5月7日(土)京都サンガと対戦します。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「京うどん」と「生八つ橋」を「いただきます!」

  「京うどん」は、ここではカップうどんとして紹介しましたが、もともと「京うどん」というものはなく、あえて言えば「京都で食べられるうどん全般」ということになります。しかし、家庭で食べられる京都のうどんは鰹節と昆布の出汁と薄口醬油を使用するのが一般的。いちばんの特徴は「九条ねぎ」を大きく切り、油揚げと一緒に煮込むこと。箸で持つと切れるくらいの柔らかさになります。ちなみに、京都のうどんに使われている油揚げは甘くない刻んだものが乗っており、いっぽう大阪では甘い油揚げが乗っています。

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(京うどんは、薄味で上品なお味でございます)

 京都のうどんの醍醐味は、何といっても出汁。京料理とともに発達してきた、カツオと昆布の風味を効かせた薄味の出汁は、まさに絶品(このカップうどんでは利尻昆布が使われていますね)。うどんは細めで、もちっとした食感で優しい味で透き通った出汁とのコンビはまさに絶妙です。

(京都土産の定番、生八つ橋)

 もうひとつ。京都お土産の定番と言えば、「八ツ橋」ですよね。コープさっぽろの通販サイトに載っていたので、すぐに購入しました。「八ツ橋」が誕生したのは、何と1689年(元禄2年)だそうです。元禄時代と言えば、井原西鶴近松門左衛門松尾芭蕉の活躍した時代。当時活躍した筝の名手であり作曲家でもあった八橋検校は、「六段の調べ」など数々の名作を生み出した人物でもありました。八橋検校は没後、常光院(八橋寺)に葬られましたが、墓参に訪れる人は絶えない有様でした。そこで検校の没後4年後の元禄2年、琴に似せた干菓子を「八ツ橋」と名付けて参道の茶店で売ったそうです。それが「八ツ橋」の始まりであり、その茶店のあったところが、現在の聖護院八つ橋本店のあった場所だそうです。ちなみに、「生八つ橋」の誕生は1960年代で、比較的新しいそうです。なお、「八ツ橋」の発祥については異説もあります。

(聖護院八つ橋)

shogoin.co.jp

(生八つ橋のほうが好き)

 ぼくは、もともとの干菓子の「八ツ橋」よりは、生「八ツ橋」のほうが好きです。干菓子の八ツ橋はニッキ(シナモン)の風味が強い気がします。いまでは真空包装になっているものも多く、こうして通信販売で購入できるようになりました。京都に出かけた気分になれます。「八ツ橋」は数社が「元祖」「本家」を名乗っています。

yatsuhashi.co.jp

www.8284.co.jp

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(ACL出場を目指して、きょうも全力応援!北海道コンサドーレ札幌!)

 さあ、これで「京うどん」「生八つ橋」もしっかり平らげたので、北海道コンサドーレ札幌の勝利も間違いなし! 京都サンガから、勝利をいただきます! 頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!

あしたはきょうよりもっといい日。