★第１０１回 黒百合会展
札幌市民ギャラリー、２０１０年９月２８日（火）－１０月３日（日）
「黒百合会」は、北海道大学にある美術部です。第１０１回という回数が物語るように、北海道で最初の公募展「道展」ができるまで、北海道の美術黎明期を担った美術団体でもあります。
現在でも「黒百合会」は、北海道大学の学生団体のひとつとして存続しています。部員は、道内の学生から社会人までバラエティに富んでいます。２００８年に１００周年を迎えました。有島武郎が札幌農学校（現在の北海道大学）の教授だったことは有名ですが、彼はこの「黒百合会」の最初の顧問でもありました。自らも学生と共に絵を描き、北海道の美術を支えてくれました。
（今田敬一 『少女』１９２５年、北海道立近代美術館所蔵）
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