「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[絵画展]★久保修 切り絵展

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(画像は、久保修『雨上がり』)

★久保修 切り絵展
 丸井札幌店、2010年4月21日(水)-2010年4月26日(月)

 1951年、山口県美祢市に生まれます。日本の現代美術の最前線で活躍する切り絵画家のひとりです。日本の心が息づく和紙にこだわり、ナイフで繊細に切り抜いて絵に仕上げていく過程で、パステルやアクリル絵具、砂、布といった、ミクスト・メディアとよばれる独自の技法を取り入れて表現しているのが特徴です。
 本展では、移り変わる日本の四季折々の「風物詩」や「旬の食材」の生命力にあふれた瞬間を見事に切り取った作品が展示されます。日本の切手や、はがきのデザインにも採用されるなど、日本人としての心象風景を見事に浮き彫りにしている作品の数々を見ることができるでしょう。
 「生活のにおいのするところを好んで描く」という久保先生の「日常の生活感」が、日本人の心の原風景として見る者の心に強く焼き付きます。それがまた、久保作品の魅力なのでしょう。

★「観るだけ美術部員」のつぶやき
 久保先生の切り絵は、いつか、どこかで観たことがあるような、そんな気持ちにさせてくれます。忘れかけていた「日本の風景」が、ここにはあります。そういう「無くしかけているもの」に気づかせること、また、それを絵画や工芸という形を取りながら「残していくこと」は、素敵なことだと思います・・かっこいいこと言い過ぎました(汗)。

★丸井札幌店、美術工芸ギャラリーHP
http://www.marui-imai.co.jp/sapporo/s_m8_gallery/p1049.html/
あしたはきょうよりもっといい日。