★講演会「片岡球子と北海道」講師：奥岡茂雄（札幌芸術の森美術館館長）
札幌芸術の森、２０１０年４月２４日（土）１４：００
札幌生まれの片岡球子は、「日々勉強」を信条に画業に邁進し、２００８年、１０３歳でこの世を去りました。鮮やかな色彩、自由で大胆な形や構図といった個性溢れるその画風は、戦後の日本画壇に新風を吹き込みました。それはまた、故郷の厳しくも豊かな自然と精神的風土に培われた感性に根ざしたものと言えるでしょう。
この美術講演会は、特別企画展「追悼１０３歳 片岡球子展」に合わせて企画されました。講師の奥岡先生は、札幌芸術の森美術館の館長でもあり、生前の片岡先生との親交も厚かったと伺っています。片岡芸術の真髄に触れられることでしょう。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
片岡先生は生前、「北海道の大地のような、でっかい、人が私の絵を観たら息が詰まるというような、、そういう迫力の絵を描きたい」と言っていらしたそうです。ぼくは、絵は描きませんが、絵描きであれば、誰もがそう思うでしょう。でも、そういう絵は、なかなか描けないのも、また正直なところです。そんな真摯でストレートな感情に、片岡先生は、自分なりに、どのようにして近づこうとしたか。それが、少しわかるかもしれません。
★札幌芸術の森美術館「片岡球子展」ＨＰ
http://www.artpark.or.jp/programs/art/index.html
★「観るだけ美術部員」のブログ「片岡球子展」紹介ページへのリンク
http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/13090735.html
