「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク 武家の装い展」

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(修復され15年ぶりの公開となる能装束)

★(当館学芸員)「ギャラリートーク 武家の装い展」

 だて歴史文化ミュージアム、2021年10月10日(日)14:00

(WEBサイト→)

www.city.date.hokkaido.jp

 本展では、当館が所蔵する染織文化財の中から、江戸時代後期の「濃茶絹地紋散繍 箔能装束」をはじめとする貴重な収蔵品9点を公開します。この「能装束」を始めとする展示品はすべて、亘理伊達家が移住の際に持ってきた品で、江戸時代後期から明治にかけて実際に使用されていたもの。特に「能装束」は、北星学園大学短期大学部名誉教授の福山和子さんが2年の歳月をかけて修復したもので、平成18年に旧伊達市開拓記念館で展示されて以来15年ぶりとなります。そのほか、正装である「裃」や「陣羽織」などの衣装や装いから、当時の暮らしぶりを探ることのできる貴重な展示会となります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、だて歴史文化ミュージアムさま(HP)よりお借りしました。

[講演会]★会田理人「新聞に見る スペインインフルエンザ」

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(スペイン・インフルエンザの流行を報じた当時の新聞記事)

★会田理人「新聞に見る スペインインフルエンザ」

 北海道博物館、2021年10月17日(日)13:30

(WEBサイト→)

www.hm.pref.hokkaido.lg.jp

 およそ100年前に世界中で流行した「スペイン・インフルエンザ」。その猛威は北海道や樺太・千島にもおよび、各地の新聞は感染拡大を報じました。当時の新聞記事を読み解きながら、北海道や樺太の状況をたどります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道博物館さま(HP)よりお借りしました。

[ガラス]★加藤征男と薩摩びーどろ工房 炎と技で蘇らせた逸品 展

★加藤征男と薩摩びーどろ工房 炎と技で蘇らせた逸品 展

 東急さっぽろ店、2021年9月23日(木・祝)ー10月6日(水)

(WEBサイト→)

www.tokyu-dept.co.jp

 江戸時代末期、島津斉彬公の専用の器として生まれた「薩摩切子」は、クリスタルガラスを使用し、無地の生地の表面に色ガラスを厚く溶着させ、深くカットを施して磨き上げた工芸品です。その後、薩英戦争などにより、120年間も途絶えましたが、薩摩びーどろ工房の加藤征男さんらによって、およそ35年前に復刻されました。往時の意匠でもある伝匠薩摩切子や、現代スタイルに合わせた薩摩切子を多数展示いたします。

[講演会]★國松明日香「国松登 -父として、画家として」

★國松明日香「国松登 -父として、画家として」

 北海道立函館美術館、2021年10月9日(土)11:00

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 函館市生まれの国松登(1907年-1994年)は、道南ゆかりの画家のひとりです。雪原や流氷など、北海道の気候や風土を意識テーマに取り組み、「眼のない魚」シリーズや、「氷人」シリーズなどを展開して、幻想的で静謐感漂う作風を創り上げました。本展では、国松登の生涯と、その画業を代表作により、ご紹介いたします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

[版画展]★藤田嗣治と、フランス絵画展

藤田嗣治と、フランス絵画展

 大丸札幌店、2021年9月22日(水)ー10月5日(火)

(WEBサイト→)

www.daimaru.co.jp

 

 エコール・ド・パリを代表する画家として活躍し、その個性豊かで美しい作品がいまなお世界中の人々を魅了し続けている藤田嗣治。本展ではその藤田嗣治によるリトグラフ版画をはじめ、パリを中心に活躍したルノワールピカソ、ルオー、アイズピリらの作品を一堂に揃えて展覧いたします。

[アクリル画]★邨山夏佳 絢爛の彩 展

★邨山夏佳 絢爛の彩 展

 大丸札幌店、2021年10月6日(水)ー10月12日(火)

(WEBサイト→)

www.daimaru.co.jp

 龍・鳳凰・孔雀などを日本的な優美さと豊かな装飾性で表現する苫小牧市在住の邨山夏佳さん。観ているだけで力が湧き、いろいろな感情が溢れ出し、見る角度や観るときの気持ちによって表情が変わって見える不思議な間隔。邨山夏佳さんが描く斬新で豪華絢爛な世界をお楽しみください。

[企画展]★日本近代の美術 コレクションストーリーズ 近美コレクション展

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国吉康雄『横たわる裸婦』、1929年)

★日本近代の美術 コレクションストーリーズ 近美コレクション展

 北海道立近代美術館、2021年9月15日(水)ー11月7日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 

 北海道立近代美術館は、1977年の開館以来、様ざまな作品を収集してきました。「北海道の美術」「日本近代の美術」「エコール・ド・パリ」「ガラス工芸」「現代の美術」という5つの方針による収蔵作品は、現在5,600点以上を数えます。今年度の近美コレクション展では、「コレクションストーリーズ」と題したシリーズにより、1年間を通して各分野の魅力を改めて掘り起こします。

 シリーズの3回目となる本展では、日本の近代美術に焦点を当てます。明治期以降に推し進められた近代化の波は、社会全体の仕組みや形を大きく変えました。美術界においても全ての作家が逃れられない変化と向き合った時代でもあります。しかし、その変化を追い風に様ざまな新思潮を取り入れながら、旺盛な創作活動が展開されていきました。本展では、明治、大正、昭和と慌ただしく移り変わる時代にあって、新しい美術の在り方を切り拓こうと奮闘した近代美術の歴史をたどります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

あしたはきょうよりもっといい日。